応援コメント

第48話 感情と信念」への応援コメント

  • ああ何処かで見た事があると思いましたが
    クロスチャンネ○のみみ先輩に少し
    似ているのかも

  • 連投でコメント失礼します(今更ですが)

    総司は、自分の感情よりも理性が先に動くんですね。
    それが、彼の信念なのか。それとも母親の一見からなのか……。
    どこにでもいる高校生なら、実母の浮気の証拠自分で集めようとは思わないから生まれ持ってなのかなあ。
    読み進めていけばわかると信じて、残り数話一気読みさせていただきますね


  • 編集済

    初めまして。通して読みました。

    感情よりも理性が優先されてしかも自覚のない怪物ですかね。
    その理性も感情に歯止めをかける類ではなく、正しいか否かですべてを塗りつぶす形でしょうか。
    風呂関連とかで無視を中断して一声すらかけなかったのはまた別の要因のように読み取れますけど。

    途中まではそう言う作風なのかと思ってましたが、もしルールありきで描かれた心象なのならすごいな、と思います。

    ただ、もしこれらの公正さが、理性ではなく主人公の根底にある優しさによるもので、それによって最終的に和解に繋がることがあるなら、それはそれで救いのない話だな。と感じました。

    作者からの返信

     初めまして。
     コメントをいただきありがとうございます。
     結構な文少量になりつつあるのに一気に読んでいただけてうれしいです。

     感情をぶつけることが間違っていても自然な時というのもあるのに、それを押し殺してしまうのがおかしいという自覚は確かにないですね。
     正しい、当たり前のことだと思っています。
     それでも押さえきれずに漏らしたことを恥じて後悔もするし、今は感情が大きすぎて目を逸らしていることもある。
     それが自覚される出来事がこの後にあって、それが総司の内面に大きな変化を及ぼすことになります。
     風呂とかで春に声をかけることをしないのも、約束や自分が口にしたことを守るのが公正と思っているからで、それを破りたくないんですね。
     公正であることが正しいとして全てを塗りつぶそうとして、それでもそうできないくらいの感情におかしくなってしまっている、そんな面もあります。

     公正であろうとする人間ということで最初から総司を描いていましたが当初の考えよりもその面が強くなった、と言うか描いてる内に作者がその強さに気付いてきたのも確かです。
     傷付けられてもそこに悪意がなくむしろ好意があったこと、いい友人だったこと、春には特に色々と世話になっていたこと──そうした面も公正に見て罵ろうとしなかったことが代表的ですが他にも改めて読むとそうだったんだと感じてもらえるかと思います。
     そして、現状総司はそれを自分でも意識せずにそれを破ってしまっている。
     まあそこが次の山場にて明らかになりますね。

     公正さが優しさによるものかどうか……というのはあまり作者は意識してなかったですね。
     ただ、二人は結ばれるのだけど完全に和解したとは言えませんし、キャッチにある「傷付け、傷付けられ、望まぬ傷付け合いの果てに」というのはそこまでの過程でもあり、最後の最後のその時のことも表現しています。
     どういったラストになるか、お楽しみいただければと思います。

  • 更新お疲れ様です。
    あとコメント返信ありがとうございます<(_ _)>

    しかし何とまあ対照的な二人ですね。
    楽しい、気持ちいいという(正?性?の)感情に素直に隠さず生きてきた春と、
    信念のもとに(負の)感情を溜め込んできた総司と。

    春としては負の感情であっても気持ちをぶつけられないと、
    理解できない以上、泣きながらでも総司にぶつかるしかないので、
    負の感情であっても本音の部分を晒してくれるようになれば、
    総司も子供(人)らしくなれるのでしょうか。
    それこそが春のメインヒロインとしての役目?

    色々と想像しつつ総司の真意が知れる日をお待ちしています。

    作者からの返信

     いつもコメントをありがとうございます。
     コメントへの返信は感謝の気持ちをこめて丁寧に、が作者のスタイルですので。
     こうして何度もコメントをいただいて感謝の念でいっぱいです。

     総司が感情を圧押し殺して生きてきたか、と言えば決してそうではないです。
     正当なものであれば怒りも思い切りぶつけますよ。
     例えば春が同じ過ちを繰り返そうとしたなら総司は一切容赦しないでしょうね。
     まあ今話の最後で書いていますが公正であること、これに総司は異常なまでに拘ります。
     例え内心にどれだけの怒りや不快感があろうと、それを理由なく、理不尽にぶつけることを総司は嫌います。
     八つ当たり、責任転嫁なんて真似が何よりも嫌いですね。

     約束を守るのも、自分が言ったことに責任を持つべきと考えるのもそれが根っこにあります。
     前話でもこのキーワードは少し出していましたが、これを念頭に今までの話を読み返すとこれはそういうことかと納得してもらえる部分があるかなと思います。
     総司がその信念でどれだけ苦しみを抱えているか、それも少し先で語られることになるので楽しみにしてください。
     よろしくお願いします。