応援コメント

第46話 白日の下に」への応援コメント

  • 一応の決着が付いた様に見えて不穏な
    要素しか感じられない幕引きです

    明らかに外様な総司と「大事な仲間」で
    ある身内とを秤に掛けたら明らかに
    身内になる以上、陰惨な虐めないし報復
    が大人に見えない形で総司に降りかかる
    のは必定かと

    何せ事が大きくなるまでは大人は誰も彼も
    子供達の行動に気付いていなかったのですから抜け穴は山とあるでしょうし

  • 今回はとくに内容に関しては何も無し。数話で話が終わり次章への初話なので。
    それよりも、

    それを知りたいという総司に、渡部は煙草を取り出し、しかし生徒を乗せているのだからと思い直してポケットにしまうと代わりに電子タバコを取り出す。 軽く開けた窓の隙間に蒸気を吐き出すと、渡部は結論から話し始める。

     の文だけれど、常に生徒の事を考える先生という印象を保たせたい意図なんでしょうが私の意見としては蛇足かなと。
     重い話しなのでタバコを取り出し落ち着かせようとするルーティンを描写させておっと、タバコは不味い、電子だ。てのは、ここいる? と思ってしまった。
     それよりも、一元視点とするなら

     それを知りたい総司に対し、どう伝えるか? と悩み、電子タバコに火をつけ思考を巡らせる。彼らの意図をどう伝えるか。この問題に対して大人の自分が、教師が子供たちへどう言葉を綴るべきか。程なくして渡部は口を開いた。

     か、もう単純に三人称で総司視点として

     少しの沈黙の後、おもむろに電子タバコをつけ一吹きするとバックミラー越しに目があった。その目は何か覚悟を、決意を宿したように鋭く、そしてゆっくりと口を開いた。

     と、心情を少し描写させてたり今後の渡部、教師陣視点でかくための伏線を貼るような感じが良かったのではと思ったり。
     ようはここに少なからず動揺、問題の重さから教師としての重圧から間違えたのよとしたかったと推測しての意見だけど。

     深読みしすぎて的外れだったらスルーしといて下さい。恥ずいから(笑)

    作者からの返信

     いつもコメントありがとうございます。
     返信も遅れに遅れて申し訳ありません。

     んー……近況ノートをいつも見てますがやはり深い視点で読むだけあって表現力は作者よりも上じゃないかと。(^^;
     作者としてはあのシーンはさほど深い意図はなく、処分の話をする重い気分を表したいのもあったけどそこに少し動きを付けたかった、程度のものなんですね。
     その重い気分の表現の仕方としてははるももさんがあげた文で「なるほど」と膝を打ってしまいました。
     参考かつ勉強になります。

     筆が乗ってる時は話がぱぱっと進むけど逆に表現が少し薄くなったりしますね。
     悩んだ時の方が試行錯誤の結果、表現が濃くなったりするなと。
     一気に書いて、それで見直しながら修正して投稿するのが一番納得できるものに仕上がるんだろうなぁ……ちょっと投稿を焦りすぎたかも知れません。

  • 更新お疲れ様です。

    誰が描いたシナリオかは分かりませんが、
    事を大きくせず実情を知っている生徒たちが
    声を上げにくい状況を作り上げたと考えれば
    それなりな落としどころでしょうか?

    ただ洋介たちは総司の行動を春のためにしたと思っているから、
    自分たちの罪の一部を公にする行動に出たのでしょうが、
    実はそうではないと言われたら困惑するだろうなぁ。

    あと総司の春への態度の意味が複雑すぎて・・・
    真意が何なのか明らかになるのが楽しみです。

    作者からの返信

     いつもコメントをいただきありがとうございます。
     返信が大変遅くなり申し訳ありません。

     誰のシナリオかはすでに投稿した通りですがあの人ですね。
     結構な重要キャラになってて作者は苦笑いです。

     春のためにしたことで大変になったというのもあるけど、自分達の過去の愚行と毅然とした対応が取れなかったせいでこうなってしまった、という方が強いですし、総司を守りたいという気持ちがまずあるからその辺の心配はないかなと作者は思います。

     総司の真意がどういったものかは一部は明日投稿する話で出てきますね。
     その次のイベントでもまた明らかになる部分はあるし、でも全部が見えるのはラストになるか……気長にお付き合いください。

  • 処分内容が重いや軽いではなく暫定でも決まるのが早すぎると思います
    これだけの大人数ならば個別のヒアリングでの整合性の確認等…その後の処分をどうするかの会議考えたら2日ぐらいは最低でもかかるのでは…?

    早すぎると感じて野上をフォローする訳ではありませんが庇う為の暴露が魔女裁判さながらの談合処分に感じました

    まぁ総司と春が別々に話をしてないのもおかしいですけど

    作者からの返信

     コメントいただきありがとうございます。
     返信が非常に遅くなり申し訳ありません。

     早すぎやしないか、というのは作者も思ったことですね。
     話の流れに合わせるのに無理を承知でそうしたわけですがやはり違和感として感じさせてしまったなと、反省してます。
     洋介たち六人に野上の側の人間の木村と遠野も含め、全員の話に齟齬がなかったため暫定として早くに決まったのはあるけどやはり早すぎますよね……お目こぼし願えればと思います。

     暴露するまでに渡部からこうしろと助言はありましたが結局その内容は真実を語れということですからね。
     総司がなぜ殴ったのか、その理由について総司が野上やその他全員を庇って背負い込むことはあり得ないし作者としてはこれは妥当なものと思っています。

     総司と春が一緒に病院に行ったことについてはその時点で学校側には総司が野上を殴り二人が怪我をした、ということしか分かっておらず、当事者二人はまず病院に行く必要があり聞き取りは後日にならざるを得ない。 そして第三者として証言ができる人間が多くいたため必ずしも全員から聞き取りをする必要はないとの判断から春は総司に同行を許されています。
     もちろん当事者の二人と春に対しての個別の聞き取りは改めて行われるしその際に齟齬があればさらに詳細な聞き取りをされることにもなり処分の決定も延びることにはなりますね。


  • 編集済

    とても大きな醜聞だし、実際こんな事があったら学校も耳障りのいい言葉で隠蔽するんだろうなぁとは思いました。

    でも正直すっきりする結論ではなかったですね、不純異性交遊って言ってこのままだとごく一部の生徒によるもので終わりになりそうですが、実際のところ学校の生徒の大半はこれに含まれるし、参加しないにしても全員が知っていただろう事ですから。
    全員停学になってもおかしくないし、他の生徒の為に全部を語らないスタンスをとるであろう須原たちは果たして本当に反省してると言えるのだろうか。

    総司は正直このままでは学校も信用できないし(そもそも信用してない節も見受けられますが)追いつめられる一方になりそうですね……

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     そして返信が非常に遅くなってしまって申し訳ありません。

     まあ意図的に犯罪を犯そうとしたわけでないからこそ与えられた温情でもあるわけですが、大事にしたくない心理は働くかなと。
     不純異性交遊については洋介たちが他の生徒もしていることを名前を上げて告発したところで証拠もなしに処分のしようもないので無用にことを荒立てないために渡部もその話をさせようとはしていません。
     代わりに、というわけではないですが渡部の思惑というのはその点に絡んだものになります。

     総司が学校を信用してるかどうかですがそもそも総司は自分がされたことも含め公にすることもされることも望んではいません。
     同級生を裁いてほしいとは思ってないので学校の対応にも興味がないといったところですね。