Moon River

瀞石桃子

第1話


息が、止まりそう。


まんべんなくひろがった暗闇の世界はとても窮屈だった。

こんなところにどうしてわたしはいるのか。すごく不思議に感じる。

冷えた爪先のところに細い糸を引いたような光がかすかに見えた。

それはどうやらすきまらしい。くちびるをつむって息をひそめると、ヒュオーヒュオーと風の音がした。

もしかしたらこの暗闇から出られるかもしれない、そんなふうなことを思った瞬間、後ろのほうからコツンとなにかが当たる音がした。そして井戸に落とした小石のように共鳴が広がっていく。

今のわたしの頼りになるものは音と皮ふの感覚だけだったため、自分のアンテナがするどく敏感になっているのがわかった。


コツン、という音はそのあとも何度か繰り返した。

コツン、コツン、コツン、コツン。


ひどくかなしげで、わたしになにかを訴えてくる音だった。もしかしたら音の主は困っておられるんじゃないか、そう思った。

そう考え出すと一刻もはやくこのくらやみから出たくなったので、かがんで、つまさきのところの糸のような光に近づいてみた。

糸の先を追ってみると、ねずみの尻尾みたいなちょろりとした端っこが見つかったので、ぐいと引っこ抜いた。途端に、やみの世界はあっというまに消えさった。やみの世界が消え去ると、物語のページをめくるようになめらかなべっこう色の世界がやってきた。

やみの世界はほんとうにただのやみで、海の底みたいな暗さと物憂さがあったが、なめらかなべっこうあめ色の世界は、きらびやかで星のかけらのように光り輝いていた。


べっこう雨の色の世界にはいくつかの物質が存在していた。

ワックスでつやめいた床、おごそかな雰囲気の壁、二重螺旋を描く長い階段、太い幹のような大理石のはしらの数々、それらは整然とそこにあって、わたしの景色を覆いつくした。

「ここは」

わたしは直感で博物館のようだと思った。あるいは美術館なのかもしれなかった。けれどじっさいのところはそのどちらでもなくて、あるいはどちらとしても機能したことがあったのかもしれない。

ただ、博物館だったとしておかしな点がある。それはわたしの見る限りにおいて、展示物らしきものは見当たらなかったからだ。また作品を鑑賞しながら歩いているひとの姿も見当たらなかった。どこまでも静謐に満ちていて、空間そのものがあるところからくり抜かれてしまったのではないか、と思わせるほどすっきりとしていた。


ところで、わたしはというと、台の上に立っていた。より正確には台座の上の扇形をした貝ざらに立っていた。台座は二枚貝のもので、わたしの背後に開いたほうの貝がらがあった。貝の内壁にはさざなみのようなひだが無数に見られ、指でなぞってみると、ざらざらとした感触があり、指でこすると表面がぱりぱりと剥がれた。

わたしは貝ざらから飴色の床に慎重に降りて、自分の立っていた台座のまわりをぐるりと一周した。

二枚貝の開口度はだいたい120度くらいで、さながらコスメのコンパクトを思わせた。

貝の外殻は水色と黄色と桃色で鮮やかに染められていて、液体がやさしく吹きかけられて広がる不均一な模様をしていた。


今までのことを整理すると、わたしは最初はやみの世界にいて、突然べっこう色の世界に塗り替えられた。そしてわたしがこの開いた二枚貝の皿の上に立っていたことを考えると、どうやらわたしは二枚貝のなかに閉じ込められていたらしい。ところがその貝は、何かしらの拍子でぱっくり割れて、なかのわたしが解放されたのだろう。

しかしどうして二枚貝のなかに? そしてこの博物館のような場所はいったい。

あべこべな状況に首をかしげていたところ、どこからか穏やかな声がやってきた。

「やあ、こっちです」

 台座からすこし離れたところのモニュメントのような巨大な安山岩の上に声の主はいた。主は、アンモナイトだった。岩上に坐するアンモナイトは、ヤギのようなか細い瞳でわたしを見つめていた。甲殻の内側から伸びる無数の触手のうち、半分は岩を抱え込むようにしてからだを支えており、のこりの触手はうずを巻いた殻の手入れをしたりしていた。

「わたしの閉じ込められていた貝の殻を叩いていたのは、あなただったのね」

「いかにも。貴女をここにお招きするためでした」と言って、アンモナイトは触手の一本を岩から引き剥がし、それをくいくいと動かして自分のほうへと導いた。わたしはそれにつられ、彼との距離をつめた。

「それにしても、不思議です。いったいぜんたい、どうして殻なんかに閉じこもっていたんです」

「さあ、わからないです」

わたしはきっぱりと言った。「気づいたら、まっくらなやみのなかにいました。それから外側から音がして、気づいたら、ここにいました」

「誰かに閉じ込められた、ということでもないのですね」

 わたしは神妙にうなずいた。

 彼は触手の末端のみを、猫の尻尾のようにちょろちょろ振っていた。たぶんそれは勝手に動いてしまうのだろう。彼は落ち着き払った態度があるのに、そのように触手だけうごめいているのはなんだかおかしいなあ、と思った。だって彼は背負った殻や、頭部は一ミリたりとも動かさないのだから。彼の紳士な口調もどこから発声されているか見当もつかない。もしやして彼の本体あるいは意識の核は触手にあって、殻や頭部なんかはとっくに死んでしまっているのかもしれない。ここは博物館だし、展示されているアンモナイトになんらかの意思が乗り移ったということも考えられるのではなかろうか。

 わたしたちはなんとも奇妙な出会いをしたが、自然と相手を受け入れていた。

 わたしは次のように訊いた。

「あなたは、ずうっとここにいるの?」

「ええ、それはもうずいぶん昔から」

彼の声を聞いているうちに、彼の背負った殻の内部にスピーカーがあって、そこから音声が発信されているのではないかと思えてきた。

「ただし、貴女の感覚からすると、私の言う『ずいぶん昔』は、想像もできないのではないでしょうか。なにしろ、私は今から四億年ほど前の古生代にその由来を持っておりました。それ以来ずうっとここにいるわけです」

「古生代なんてとても及びがつきません」

「そうでしょう、そうでしょう」

「あなたは、えっと」

 今のわたしは、わからないことのほうが多くて、四億年も前からここに住んでいる(?)というこのアンモナイトにたいして、どのようなことを話していいか迷ってしまった。そして思い浮かぶいずれも、なににもそぐわないだろうと直感した。口にした途端、たちまちその意味は居所を失って、あてもなくがらんどうな虚空をさまよってしまうような気がした。

 わたしが言葉につまっていると、アンモナイトはいいのです、と柔らかにさとしてくれた。

「困惑するのも無理はありません。ああ、構えなくてよいのです。私は四億年生きていると申しましたが、長い歳月を浅瀬でゆらゆらと過ごしていたばかりです。これと言って話す内容もないのですよ」

「はあ」

「ひとまず、我々は自己紹介をするところから、話を進めていきましょうではありませんか」



 アンモナイトの彼は自分をハックルベリーと名乗った。それにつづいてわたしは月河と答えた。すてきなお名前ですね、あなたの名前もよい響きがしますね、ありがとうございます。こちらこそ。どういたしまして。わたしたちは笑いあった。

「月河さん、立っているのもなんでしょう。どこか座れる場所に移りませんか」

 ハックルベリーさんはそう言って、博物館の二階にあるレストルームにソファがあることを教えてくれた。わたしはいいんですけど、ハックルベリーさんはどうやって移動されるんですか?

「私ですか? ああ、おてひまかもしれませんが、この岩ごと二階まで運んでもらえると非常にありがたいのです」

「わたしがそんなに力持ちに見えるんですか」

さすがに、冗談だろう。

「ご心配なさらず。この岩の下にはちゃんとローラーがついていますからかんたんに押してゆけますよ」

 それならだいじょうぶそうです。わたしはほっと胸をなでおろした。


 それから博物館の東側のエレベーターまで、ハックルベリーさんの張りついた岩を両手で押して行った。しかしこれが案外困難だった。よっつのローラーのうちみっつがさびついてしまっているらしく、ぎいぎいと音がして思うように進まなかったし、そもそも岩に"とって"らしきものがついていなかったから安定しなかったのだ。わたしはさながら故障した車を後ろから張り手で押すようにして、がんばってエレベーターへと近づいた。

「ほんとうにすみません。ふだんはローラーの手入れをおこたることはないのですがね、なにぶん400年も語り合う機会がなかったので、そのうちすっかり忘れておりました」と言うのは、エレベーター内のハックルベリーさんの言葉だ。

 400年。

「わたしの前にも、ここにおとずれた方がいらしたんですか」

「ええ、感受性の海のような象さんでした」

 チーンと音がして二階についた。エレベーターの出口からレストルームにかけて百メートルほどのまっすぐな通路があった。通路のわきの観葉植物に『レストルームこの先』と書かれた札がささっていた。

 きれいに磨かれた床を、さびついたローラーがごろごろと進んでいく。ようやっとレストルームについたとときには、手にじんわりと汗がにじんでいた。

 給水器が設置されていたので、そこから水を手に入れた(給水器にボタンがあって、これを押すと紙コップをぽとりと落ちて、自動で水が注がれる仕組みになっていた)。

 わたしは紙コップ片手にソファに腰かけ、ハックルベリーさんに向かいあった。

「ここにやってくるのは、貴女たちにんげんだけではありません。さきほども申しましたが、象さんとお話することもあります。あるいは、ナメクジウオや蟷螂とお話することがありました」

「象さんとどんなことをお話するの?」

「ことさらたいしたことは話したりしません。そもそもたいていの種の場合、会話が成り立ちませんから。数百年前にオサガメさんとお話した以来ですよ、このようにまともな会話ができたのはね。貴女はとてもすばらしい」

 それは恐縮です。わたしは首をちいさく動かした。それから水をひとくち飲んだ。

「ここの博物館は、わたしが閉じ込められていたあの大きな貝殻以外になにも展示していないんですか」わたしは素朴な疑問を投げかけてみた。

「ええ、なにもありません。ついでに言うと、ここは時間がきっちり取り除かれてしまった空間なのです」

 いったいどういうことなのだろう。

「さあ、とくにどうということもないでしょう。時間の概念から考えますと、本来私たちは出会うべき存在ではありません。それらたがいちがいの原子が衝突するということは、外部から工作する必要があるはずです。その工作の仕様が、私の仮説では『空間から時間を除去する』ということです」

「難解ですね」

わたしにはさっぱりだ。

「水の入ったペットボトルを想像してみてください。このペットボトルには水に浮く物体と、水に沈む物体があります。もしこの両者を引き合わせたいとしたとき、どうすればよいかということです」

 すこしばかり思案して、ぽっと思いついたことを口にしてみた。

「……たとえば、水の密度を変えてみるとか」

「それもひとつの正解です。たしかに溶質を溶かして水溶液の性質を変えることで、浮いていた物体が沈むことはあるかもしれません」

 水に浮く物体を、水に沈む物体で取り囲んであげる、とか。そうすれば沈む?

「それはいろいろな法則を無視することになりますが、けっして悪くなさそうです。貴女はなかなか鋭い感覚をお持ちのようで。さすがここに来るだけのことはありますね」

 たまたま思いついただけです。わたし、科学はとんちんかんですから。

「思いつきが世界をひっくり返すれいは、世のなかにたくさんあります。貴女の考えも、突き詰めると真理に近づくことはできる可能性はあります」

 ちなみにさっきの答えはなんなんですか。水に浮くものと浮かないものを引き合わせる方法。

「至極かんたんなことではありませんか。"水を抜けばよい"のです」

 なるほど、言われてみると、そのとおりだ。しかも手っ取り早い。

「空間から時間を除去するというのは、すなわちそのようなことなのです。異なる法則や秩序で成り立つ私たちが出会うためには、私たちに共通に取り巻く環境・因子を取り除けばいいのです」

それが時間だということですね。

「そうです、よくおわかりです」

そう言うと、ハックルベリーさんは給水器に触手を二三本伸ばし、紙コップに水を注ぎ器用に自分のところへ戻した。それから紙コップの水面に触手を浸した。根っこが水を吸収するみたいに触手が根と同じ役割をしているらしい。

「しかし、あくまで私の仮説にもとづいているだけです。まるきり信じるのはよろしくない」

 けれども、納得はできました。

「ぜひ貴女も考えてみてください。私たちを引き合わせたものはなにか、貴女がここに招かれたのはなぜか、どうして貝殻のなかにいたのかなど」

 一種の哲学みたいです。わかるものなのでしょうか。

「哲学はわからないという点にこそ面白さがあるものです。哲学に答えを出すことが肝要ではありません。それに向き合う姿勢が重要なのです」

 ハックルベリーさんの紙コップからずずうと音がした。勢いよく水を吸収している様子がわかった。たぶん、のこりが少ないのだ。

 わたし、注いできましょうか、と言った。

「ああ、もう充分です。コップ一杯の水で、百年は持ちますから」

 燃費がいいんですね。

「じっとしているからですよ」そう言って、ハックルベリーさんは触手の先端をちろちろ動かした。

「私もはるか過去には、悪友ととんでもないやんちゃをしておりましたが、今となっては、みな全滅してしまいました。残ったのは私ひとりです」

「どうしてあなただけ残ってしまったのでしょうか」

「さあ、わかりません。宿運なのか、不死身なのか、はたまたなにがしかによって一度死んだ肉体を蘇生させられたのか——そのあたりは誰も知らないのです。しかし、ただひとつ言えることは、私の意識が私が語りかける貴女がたに強く生きてほしいと、心から願っているということです」

 強く、ですか。

「はい、種が絶えそうなときも、決してあきらめてはならないのです。個体の絶望は、種にとっての絶望そのものです。それと同様に、個体にとっての希望は、種にとっての希望になりうるのです。そうなればこそ、夢なかばに朽ちていった私たち生物たちの希望は、今を生きている貴女がたに自然とゆだねられるわけです」

 ハックルベリーさんの語気が強まって、それに呼応するかのごとく触手が荒波のように激しく動いた。


「私たちの人生は、一個の笹船として、丘のいただきに源流をなす一マイルよりも広い幅の川を流れています。しかしいずれその川はふたつに分岐して、私たちは離ればなれになって、二度と出会うことができないようになります。これらの川はふたたび交叉することはありません。それはとてもかなしいことです。けれど、私は知っています。たとえふたりが引き離されたとしても、見つめている景色は同じなのだと」


 船はやがて大海に行き着き、孤独ととめどない憂鬱をかかえて、見えない灯台を求めてさまよっていくだろう。

 みな、同じように。

「そのようなとき、希望の光となるのは、かつて同じ流れをともにわたってきた友人に他ならないのです。貴女が強く生きて、大きな光を放つほど、私はその光に惹かれ、導かれ、パワーをもらうことができます。私の言う希望とは、そういうものなのです」

 わたしはそれを聞いていて、とても素敵だなと思った。目に見えるものだけがすべてではないのだ。自分の感じること、思うことがときにみずからのよるべとなるものもある。と思う。

 そんなふうに考え事をしながら、すっかりからっぽになった紙コップを指の腹でちょっと押してみた。柔らかい材質のそれはたやすくへこんでしまった。

「さて、よい頃合いでしょうかね」

ハックルベリーさんがそう言った。

 頃合い? なにがです?

「いつまでもここにおるわけにはいかないでしょう。貴女はもとの世界に戻らないといけません」

「もとの世界というのは」

「つまり、時間が存在する世界です」

「わたしがそこに戻ってしまうと、ハックルベリーさんはどうなるんです」

「私はずっとここにいますよ。最初にそう言ったでしょう。貴女はもともと招かれたひとだ。ここの住人ではない。私は貴女を正しく現世に返してやるつとめをまっとうせねばなりません。残念ですが、これでお別れです」

 わたしたち、二度と会えないのですか。

「さあ、わかりません」ハックルベリーさんは触手を持ち上げて、珍妙なポーズをした。「過去に、一度別れたものと再会したという事例はありませんね。どうやら一回こっきりのようです」

「そうなんですね」

 わたしはしょんぼりとうなだれた。

「私とて、別れはもれなくかなしいものです。別れのたびに、悔やみます。愛おしさをながながと引きずってしまうのです。また、図々しくも相手に忘れられたくないのです。ですから、私はちっぽけな意地のために、出会ったかたひとりひとりに、このようなものを差し上げております」

 ハックルベリーさんはそう言って、触手を自身の殻の内側に突っ込んで、なにやら探りだした。一分と俟たないうちに、それは取り出された。肉厚な触手に引っかけられていたものはペンダントで、垂れた部分には親指くらいの大きさのエメラルドのアンモナイトがあった。そのアンモナイトは半分に切断されていて、内部のらせん模様がよく見えた。触手の動きによってペンダントが揺れ、アンモナイトの部分が糸の先の蜘蛛みたいにくるくると回ると、らせん模様は照明の光を受けてきらきらと輝いた。

 どうぞ、お手に取ってみてください。ハックルベリーさんにそう言われ、わたしはペンダントを受け取り、感触を確かめたり首のあたりにあてがったりしてみた。それをさわっていると、アンモナイトのじっさいに生きていた地質時代の風景が思い描かれるようだった。長尺の物語が分子レベルに圧縮されてペンダントに刻まれている、そんな気がした。

 わたしはなんとなく気に入った。このような不可思議のつまったプレゼントは生まれてはじめてだけど、あたたかい気持ちになった。

「それ、きれいでしょう」

「はい、とても。——ほんとにいただいていいの?」

「もちろん。Just my preasure」

「どうもありがとう。大切にします」

 わたしはペンダントを両手できゅっとにぎりしめて、それから身につけてみた。胸元できらりと光った。もう一度ありがとうと言うと、ハックルベリーさんの触手がちろちろ動いた。

「さて、もう時間です。おいきなさい」

 わたしはハックルベリーさんの触手とやさしく握手をして、石灰質の白い殻を全身で抱きしめた。ひんやりとした御影石のような殻に耳を当てると、内部の空間をつたう、澄んだ深い音が響いてきて、気持ちを落ち着かせてくれた。

 

「さようなら、ハックルベリーさん」


 わたしはレストルームをあとにし、エレベーターに向かった。下矢印のスイッチを押すとエレベーターのとびらが開いた。なかに入って、一階に降りるボタンを押す。

 エレベーターのうなるような機械音が内部を満たしていく。そのうちあたりは暗くなりだして、べっこう色だった世界はふたたびまっくらなやみに包まれてしまった。

 

彼に会えないのはさびしい、そう思った瞬間、くらやみの世界はぱちんと消滅した。

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