作品名：しかしこのお嬢様、結局むっつりなだけである。

作者名：田島春

性癖：むっつりな女の子

作品ＵＲＬ：https://kakuyomu.jp/works/1177354054894886770

　お金持ちのお嬢様に買われた元同級生の少年が、そのお嬢様に誘い受けのセクハラをされるだけのお話。

　誘い受けのセクハラをされるだけなんだけど、だからこそそれが良い。

　会話文しか無くて説明が何もないけど、だからこそれが良い。

　全部性癖力に溢れていてとても良いんですが、二つ目の洗濯が特に良いですね。

　何を洗わされているのかの説明は無いんですが、これはそういう事ですよね？機械を使うよりも手洗いする方が良い物で、高い物はだいたいセットな物で、市販品だと好みのデザインが少ないからオーダーメイドする事がある物で、内側の中央の部分が重要な物ですよね？いやぁ～、何色なんだろうな。やっぱり素材は絹なのかな？紐だったり薄手だったりするのかな？

　性癖について分かりやすい内容でありながらも、こうやって読者に想像の余地を与えるのはとても性癖小説としてレベルが高いです。本当に良いですね。このお嬢様の内心を知りたいですけど、少年の内心も知りたい。こいつも絶対むっつりだ。絶対に色々期待してるだろ！そして弁明の機会。そしてバター。バターだよ！！バター！！！そんで犬！！！杏仁豆腐！！！雌犬！！！！

　すごい性癖力を感じる。すごい（語彙力の低下）とても見事な性癖小説でした。