表現の細かい描写と異国の雰囲気が著者の世界観とマッチして、まるで世界の美術館を旅してる気分です。これからも読ませていただきます。
好きな系統は、希望がない世界でもがく系のストーリーです。 綿矢りささん好きです。
人魚をだきあげる、そっと、会話をする、光が肌に灯る、香りも空気の揺らぎも感じる。表現がとてつもなく妙技なのに、さらりと描くから心地よくこころに染み入る。すこしづつ人と人魚がちかづく時の経過が…続きを読む
丁寧な描写により、克明に描かれる荒廃した何処かであって、何処でもない都市。そこを主人公達が旅する様は非常に絵になります。何より、一話が短いので非常に読みやすい。
読んでいると、知らなかった言葉、知識が増えていきます^^丁寧な文面の美しい小説です!
目の前に浮かぶ古い遺跡のたたずまい、その手触り、内部の構造。地質と気候を考慮に入れながら、遺跡の正体に考えをめぐらす主人公。あなたは物語の登場人物とともに、いつの間にか異世界を探検していることに…続きを読む
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