第7話 何もかも…
多分侍従長か?が国王陛下に何事か囁いたあと、口を開いた。
「わたくしどもは今、困ってはおりません」
はぁ?
「しかし、これから先々に困ることとなるでしょう」
はぁ、そうですか…
話を聞いてると、この国は百年から三百年間隔で聖女召喚を行ってるらしい。
そして、特に魔法が使える世界ってわけではないらしい。
別世界の最新知識の良いとこ取りをしてきたものの、近年色々と不都合がということらしい。
あー、なるほどー
最新となれば電気ガス上下水道交通、すべてのインフラが整備されなきゃならんというわけだ。
その前提で最新知識を披露されなきゃ使えない。
百年ほど前となると、日本だと江戸末期から明治大正昭和初期ぐらいの幅があるかな?
その時点でガス灯ぐらいはあったよねぇ…
聖女様一人じゃ無理な話。魔法が使えれば、また違うんだろうけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます