第9話 新築か、中古リノベか、悩む話をするはずが……

 おはようございます^^

 今日はすっきり青空が広がるいいお天気です。私は雨女(というか、嵐女?)なんですが、今日はいい! 三週ぶりの受診の日です。発症から四ヶ月くらい経ちまして、最初の週一ペースから徐々に受診の間隔が延びてきて順調なんですけど、ここ最近は薬の量も減らないし進捗があまりないように感じられます……。だんだん元気になってくると受診も必要ないように感じられ、億劫になってきまして^^;

 だめですね、ちゃんと先生の指示に従わないと。


 さて、今日はカクヨムの話じゃないんですけど、家の話です。


 家を買うためには、まずお金を貯めることが第一ですが、どんな家を買うのか、どこの業者に頼むのか、土地はどうするのか、どんな家に住みたいか……とかとか、情報収集しないと具体化しませんよね。

 私、小さな頃から空想が大好きな子で、「もし大人になったらこんな家に住みたい」とか一人で想像することをけっこうやっていました。

 私は、実家が集合住宅だったので一軒家に憧れがあったのですが、つい去年の夏まで賃貸で一軒家に住んでいたんです。ところがこの物件というのが難有りでして、というのも古民家風の築年数がかなり経つ家をリフォームした一見小洒落たお家だったんですが、住み始めてすぐに災難に見舞われます。それからは災難の連続です……。なんとか契約期間の二年間は耐え抜いたのですが、それから一軒家の古い家には絶対に住みたくないという反動で、次に借りたのは少し無理した新築アパート^^; 私、周りからはよく「極端な性格だな」って言われます。



 災難パート①虫が多すぎた。

 はい、私、虫は大の苦手。自分でなんとかできるのはワラジ虫が限界です。その家は山や林が近いこともあり、春はハサミムシ、ゲジゲジ、ワラジムシ、夏はゲジゲジ、マダラカマドーマ、蜂にアブ、秋はカメムシ、クモが大量発生します。それも室内外問わずです。もう恐怖です。

 私、大きな虫ってカメムシとトンボくらいしか近くで見たことなかったので、初めてゲジゲジとマダラカマドーマを見たとき、恐怖でフリーズしたあの衝撃を今でも鮮明に覚えています。

 カマドーマって知ってますか? 田舎の地域では便所コオロギとも言われていますが……ヤツの風貌を文章にするのもおぞましいので、気になる方は調べてください。もちろん自己責任で。

 古民家って、よく言えば通気性が良い構造といいますか……隙間が多いんですよね。奴らは隙間から入ってくる! そう思った私は、目につく隙間という隙間を塞ぎました。それから室内で虫を目撃した場所に殺虫剤を噴霧し、攻防戦に備えて虫取り網と殺虫スプレーを数カ所に設置しましたww

 結構これだけでもお金を使いましたよ、はい。あとは掃除をこまめにやることですね。その家には土間があって、玄関が外みたいなもんだったんです。はじめは玄関で虫を発見したときは「キャーキャー」言ってましたが、そのうち慣れました。そして私はわりきった。よし、玄関は外ということにしよう。そう思うとわりと平気なものでした。馴れって凄いですよね。

 でもこの対策が功を奏したのか、翌年の春〜夏にかけての虫の目撃は激減しました。それでも隙間だらけの家を塞ぐのって限界があります。土間なんか、殺虫剤で死んだ虫の死骸の山となり、絶叫しながら掃除しました。そして思った。虫に恨まれそうだな。私だって本当は殺生などしたくないんだよ。でも怖いんだもの、あなた達。せめてキッチンでは……いやいや百歩譲って無防備な寝室と風呂場では出ないでください、お願いします……。でもそれもこっちの都合ですね。ということで私が退散することにしました。



 災難パート②冬が寒すぎた。

 これね、実は一番の原因です。私、北海道に住んでいるんですけど、昨年の年始って例年よりも劇的に寒い日が何日かあって、もちろん室内は極寒の地です。

 常時付けているストーブのある居間以外は真冬は零度以下が当たり前。キッチンと風呂場ですら五度なかったと思います。玄関とトイレはもはや外と同じ気温でしたね。そのため、夜なんかは居間以外では寝られないんです。しかもストーブは付けぱなし。実は、娘が寝相悪くてよく掛布から出るんですけど、ある日布団から飛び出した娘の足を触ってあまりの冷たさ(赤くなってたので一歩間違ったら凍傷を起こしていたかも!!)に、居間でストーブを付けて寝る布団生活へと変えました。

 家で寝てて凍傷になる家って、どういう事!?ww

 しかも、夜は今でストーブを付けていても毎晩水を落として寝ないと、水道管が凍結します。大変です。トイレもそうです。毎晩、毎晩、水を落とすって結構しんどいんです。落とした後に、また水を使いたいときなんて最悪。しかも昔の家って、変に蛇口多くて、「コレなんの蛇口?」っていう謎の蛇口が多すぎました。

 極め付けは、その家、二階にもトイレがあるのですが、普段まったく使っていなくて、このトイレの水を落とさず冬シーズンを越えてしまいまして……。

 何が起きたかといいますと、温まってきた三月頃、夜中に物凄い水の音で目が覚ますと、寝ていた居間の天井に染みができていした。

「ヤバ!」っと思い、私は寝ぼけながら二階のトイレへと駆けていくと、案の定水道管の一部が凍結のせいで亀裂が入ってしまったらしく、凍った部分が溶け出したことによって水が噴き出しています!!!

 私はびしょ濡れに鳴りながら、ひとまず元栓を締め、雑巾で水浸しになった床を拭きました。それでも一苦労だったのに、一階に戻ると今度はさっきまで染みだった天井から溜まった水がポタポタと何ヶ所もしたたってきています。

 電気の配線を確認し、テレビや棚などを、水漏れ被害のない場所へ移動し、天井が漏っている場所にはビニール袋を切り裂いて繋げ、即席のシートを敷いて、バケツや鍋で受け皿を置きました。

 これ、娘が寝ているすぐそばで黙々と一人でやったんです。しかも体は濡れたままなので凍えながら……。


 退去までまあ色々ありまして、本当に一軒家恐怖症となってしまったんです。もう本当に大変でした。ご近所付き合い、というか町内会も、古い地域だったので入居して間もなく「順番だから」と班長をなすり付けられ、誰に頼ることもできずに仕事しながらよくわからん募金やら何やらの集金に回り……あげくの果てに、次の年の班長になる家に「順番だから」と挨拶に行くと「家は無理だから!」と断られて追い返されました。仕方ないので町内会長に連絡すると、自分の班のことは自分たちで解決してくれ、と言われてしまいました。なんて冷たい町内なんだろう……。区内を回りながらなんでか私が頭を下げて次の班長になってくれる家を探しました。


 こういうことの積み重ねで、もうしばらくは一軒家には住みたくないなと思いました。そして町内会と無縁のアパートに越しました、とさ。



 っていうか、それなら一生アパートとかマンションに住めばいいじゃん。と思いましたか?


 そうですよね。


 でも、いろいろ将来のことを考えると、長く賃貸を払い続けていくのか、持ち家もしくは持ちマンションを購入するか、と悩み始めました。ローンも、年齢がいくと組めなくなりますしね、ちょうど新しい仕事を探していたところだったので、新たな地でスタートってのもありでしょう。


 しかし、現時点では、貯蓄もそんなにありません。頭金を貯めなくてはならないし、今年は車も買い替えなくてはならなくて……。そう、車。中古で買った十年選手の愛しきマイカーがとうとう寿命みたいで、翌年の車検にはどうやっても通らないらしいのです。下回りのサビも酷く、こないだ、義弟に「車、ボロッ」と馬鹿にされました。。。


 てかあれ、新築か中古リノベの話をしようと思っていたのに、前の家の愚痴でこんな文字数になってしまった……。すみません、いったん切って続きは次回ということで^^

 

 

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