第12話

 3ヶ月後、私は20歳になった。今でもネックレスは私の手元にある。ユウスケが存在した証拠。手離したくないなんて、大人気ない。でもこれは、ユウスケの証拠でもあり、希望でもある。私の葛藤は続いた。


 ある日、私は鏡を見て決意する。首の左側。私もツバメを飛ばした。


 私は警視庁に向かう。


 力を貸して、私のツバメ。

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