女神の使徒となった俺は日用品で無双する

@rab456

第1章 異世界転移とはじめての依頼

第1話 女神?オバちゃん?

俺の名前は翔。3月に大学を卒業し、半年の間、中堅商社で新入社員として必死に働いて来た。


9月最終の金曜日、同期と飲みに行き、二次会まで行った後に帰宅し、そのままベッドに倒れ込んで寝てしまった。


「ショウ、起きて」


うん?女性の声がする。


「ショウ!ショウ!起きて!」


昨日飲み過ぎたから、もう少し寝かせてくれ。


「ショウ、起きんかい!!」


耳元で女性のドスの効いた声が響き、俺は驚いて飛び起きる。


ボーッとした頭で周りを見回すと、そこは俺の1LDKの部屋でなく、何にもない白い空間が広がっていた。


「ショウ、ようこそ女神ミラウの部屋にいらっしゃいました。」


声の方に振り向くと、厚化粧のオバちゃんがヒョウ柄のワンピースを着て立っていた。






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