たった一度の、良くないお願い

理沙が長らく気になっているのは、バイト仲間の男性、先崎くん。
彼への想いは募っていくのに、理沙は想いを伝えることができません。それは単に恥ずかしいから、振られるのが怖いからと言う理由ではなく、二年前にした、あるおまじないが関係していて……。

出来心からおまじないに込めた、自分勝手な願い。真面目な理沙はそんな過去の過ちに胸を痛めます。

罪悪感と、好きな気持ちの板挟みになる様子が、とても可愛いです。
もちろん本人は真剣に悩んでいるのですけど、自分を許せない真っ直ぐさと恋する気持ちを見ていると、頑張れと応援したくなりました。

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