応援コメント

[5-5]真実は白き狭間へ」への応援コメント

  • 色々な物が見えてきて、魔王サイドはみんなそれぞれ生きていくために身を寄せ合っていただけで……と考えると切ない……。

    全員が救われるのは難しいし、仮に救いの手を出されたとしても取らない選択をする方もいそうですが、出来る限り救われて欲しいなぁ……🥲

    作者からの返信

    魔王軍の過去が明らかになって、この世界で昔々に起きたことも明らかになりました。この記憶、本当に一部の者しか持っていないんですよね……。
    魔王軍側もそれぞれの事情と想いを抱え戦っているので、わかり合うのは難しいかもしれませんが、手順さえ間違えなければ!
    鍵の予言と共に、セスの頑張りにも期待したいところですね。

  • グラディスさんの印象がここでガラッと変わりました。
    やっぱり「お母さん」なんですよね……。

    作者からの返信

    ようやくここで、グラディスの歪められていない本心と向き合うことができました。これも、白蟒蛇によって狂気が浄化されたからですね。
    彼女の本質は母なので、どんな時でも我が子を(そして小さかったリュナをも)守ろうとしていたのでした。いろいろありましたが、イルマにとってもこれが本当の意味での再会、となったのでした^ ^


  • 編集済

    そういうことかー!!!
    世界を救うために、一つの物語を完成させたけれども、どうしてもそれに納得できない者もいて、その歪みがいまの状況にも繋がっているのですね。ウィルダウの果たした役割も見えてきたけれど、そこはまだ明かされていないので固唾を呑んで見守ろう…。
    グラディスには人間味が凝縮されている気がします。災厄の魔女となってもなお人間であることを手放さなかったんだなって。リュナには伝わっていますね。

    作者からの返信

    そういうことでした!
    そして、物語という狐さんの読みが鋭い!

    世界を破滅させようとした炎禍がなぜ起きたのか、世界はなぜ滅びに向かっているのか、そういった部分が第三章でいよいよ明かされていきます。ウィルダウさんの思惑は、わりと早い段階で語ってくれますので、楽しみにしていてください^ ^

    そうなのです。人の心がわからない神々の中にあって、銀河の権能を受け継いだグラディスだけが、人間らしく運命に抗ったんですよね。だからこそ、彼女は「人の夢」でもあり。
    ずっと一緒にいたリュナは気づいていたようです。彼女との決着をどうつけるのか、が、魔王軍との決着の行方を決める、大きな分かれ目になります^ ^

  • ルウォーツさん、望んで自ら魔王になったとは。ここでナーダムさん、ラディオルくん、セルフィードさん、アロカシスさんの背景が明らかになり、なるほどとなりました。ナーダムさんたちが人間を憎悪する理由がよく分かって切ないですね。
    世界レベルの記憶改竄、途方もないですね。
    グラディスさん、こんなに愛情深い人だったのですね。彼女が消えてしまうようなことにならないでほしいと祈りつつ。
    ひとまずリュナを救い出せてよかったです。もう一波乱ありそうな予感がしますが、さてどうなるでしょうか?

    作者からの返信

    過去から生きる魔王軍の面々がどういう経緯で今に至ったのか、断片的でしたが明らかになった回でした!
    そうだったのです。ナーダムやラディオルは当時を覚えているので、彼らからすれば人間たち(英雄たち)こそが侵略者だったのでした。
    上位竜族の存在力(命+魔力)はそれだけの奇跡をなす力がある……というのは、後々の伏線となっております。
    クォームが提示した選択肢とリュナの望みは微妙に噛み合ってませんが、ひとまず最大の目的は達成できました^ ^

    もう一波乱。
    章が変わる前に、ちょっと事件が(笑)

  • 当時はそれが最善だとウィルダウも思ったんだろうなぁ。
    予定外とか想定外は起こっちゃいけないところで起こりがち……
    とはいえ、これで以前の最善より良い方向へ向かうのなら、いいのですが。

    リュナの気持ちも聞けて、まだ見えていないあれこれもあるけれど、ひとまずは落ち着ける、のかな。
    できれば皆が憎しみで胸を焼くことがもうありませんように!

    作者からの返信

    ですです。時の狭間でも言っていたように、彼が目指しているのは世界の救済を完遂することなのですよね。
    この辺、詳しい話は第三章の最初で語られていくので、(全部の意図は見えないですが)彼の考えが少し知れると思います^ ^

    ひとまずは、一段落。セスの最大目的だった、ルシアとリュナを取り戻すというミッションは達成できました!
    ただ、(もうお読みいただいた通り)も一つ想定外が転がり込んでくるので、第三章ではそれを踏まえて――という話になってきます。

    セスの長い一日は、もうちょっと続きます(笑)

  • ここで真実が明らかになると、世界というか人の敵として作り上げられた魔王という存在って……と切なくなります。
    ナーダムのあの敵意も納得というか。
    こういう、単なる悪役ではないところが本当に魅力的て、伏線がしっかり纏まっていくのが凄いです!!

    皆にとって一番良い選択、良い道が開ける事を祈ります。

    作者からの返信

    そうなのです。魔王軍のほうにも過去があって、理由があって、それに根ざした敵意だったのでした(ノ_<)
    私も、強い行動には強い理由があって欲しいと思うタイプなので、敵側の背景掘り下げてしまうんですが、魅力的だと感じていただけたら嬉しいです!

    過去に起きた歴史の真実を知ってしまったセスが、どんな道を選ぶのか……。次話でちょっと大きく事が動きますが、セスは最終章で答えを出していくことになります^ ^

  • こう、物理的には同時に存在できないはずの人格同士が、精神世界とかで並び立つ描写、個人的に好きなんですよ。(笑)
    グラディスとの和解は近そうですね。すると先程の三択は、第三の選択肢……となるか、それとも、グラディスが自らを犠牲に……

    作者からの返信

    これもまた王道のシチュエーションだと思うんですが、私も好きで^ ^
    ちょうどクォームが精神に関わる権能を持つ竜だったので、実現してもらいました。結局のところ、グラディスとリュナ双方からの話を聞けたのはセスにとっても最善だったのではないかなぁと。
    グラディスは息子が立派に育った姿を見れて、満足していますし、ここで消えてもいいと思っているでしょうね。あとは、リュナの気持ちをどこまでクォームが汲んでくれるか……ですね。

  • どひゃあああ。なるほど……!浮かんでいた疑問符がいくつも一気に消えました。
    このまま行くと三択の三番目になりそうな流れですな。

    作者からの返信

    はい、ここで、魔王軍のネプスジード以外はほぼ過去が開示されました^ ^
    真実が揉み消されず記憶が残ったのは、グラディスが星龍の権能を持っていたからではありますが、そうでなくても真実をすべて改竄することなんて、結局はできなかっただろうなぁ、と思います。

    リュナの望みをクォームがどう叶えるかは、最終話にて!
    ここまで一気読み&たくさんのコメ、ありがとうございました^ ^

  • グラディスさん、あんな心理状況でもリュナを守ってくれていたんですね……
    やはり本来は優しい人なのだろうなと。
    皆が忘れていった真実を、ごくわずかな数の者だけが覚えている。これって、孤独ですよね。
    なんだろう、力を持ってしまったがゆえに引き寄せてしまった苦労がたくさんあるんだなと感じました。

    セスがグラディスを消さないでいる選択をした。ほっとしています。
    リュナだってもしかしたらを考えると怖いでしょうに、兄の背中を押せる強くて正しい妹だなと……本当に竜クロには、素敵な女性が多い。いえ、たくさん浮気しちゃうくらい男性も大好きですが!

    作者からの返信

    グラディスにとってリュナは、怯えて震える子供に思えたんでしょうね。恨みも憎悪も抱えていたし、暴走もしたけど、本質的には優しい女性で母親なのだと思います。
    星龍も時の竜も、誰かを救いたくて自分の力を振るったわけですが、かれらが自己を犠牲にしたゆえに引き起こされてしまった不幸も多くって。誰かが正しく誰かが間違っていたというよりは、人外であるためそういう可能性を想像できなかった……というのもあるのでしょうね。

    セスとリュナは血縁関係がないのですが、案外よく似た兄妹だなぁって書いていて思います^ ^
    記憶と理性を取り戻したとはいえ、魔王軍、特にナーダムとの対決はこれからですし。リュナにもここから頑張ってもらわねば、です!

  • グラディスが何を思って行動していたか、リュナが今何を思って何を望んでいるか、セスはこれでわかったわけだと思いますが、現実に戻ってからの落としどころがこれでどうなるのかですよね。
    どうなるのかな……と思って見守ってます。

    作者からの返信

    そうなのです。精神世界という剥き出しの状況ゆえに話せた本音、でもあるので、セスとしては有意義な対峙ではあったのですが……。
    リュナの望みは、クォームが提示した三択の中にはないものなのですよね。グラディスを消したくないからといって、自分が消えていいと思ってるわけではないですし。あとはどこに、落とし所を持ってくるか、ですね^ ^


  • 編集済

    身を寄せあって生きていただけなのに、それさえ許そうとしない世界に、グラディスはどれほどの恨みを募らせたのだろうかと、考えてしまいます。
    世界の流れに全く同意できず、暴れ回った災厄の魔女も、今はただの記憶の残り火でしかない。
    何もかも疲れ果てて、もう立っていられない彼女を息子が抱き支える。
    イルマがグラディスを抱きしめたシーンは、そんな風に感じました。

    旧世界を知る者たちは、皆疲れ果てているように感じます。
    その者たちをセスやイルマ、そしてアルテーシア、レーチェル、シャルの世代たちが抱き支えて、今度こそは選択を――と強く願ってしまいました(・v・)
    私はアロカシス様を、支えたいですっ(血涙)

    作者からの返信

    世界は、グラディスにとっては優しくなくて、それでも出会った家族は愛おしくて大切で、彼女も彼女なりに混乱の中にいたのですよね……。
    イルマはまさか母親と再会し話せるとは思っていなかったので、こんなふうに寄り添えて嬉しかったはずです^ ^

    忘れてしまえれば楽だったのかもしれないですが、記憶や思い出というものはどんな手段でも、完全に消し去ることってできないだろうと思うのですよね。
    セスたちが真実を知ったことにも、意味があるはず。
    対話は終わり現実に戻ってから、どんな道を選択するか見守っていただけましたら!

    ちなみに幕間でちょっと出てきましたが、ナーダムとアロカシスは翠龍と手を組んで二人の復活を願った側でもあります。
    その辺は第三章でじわじわと出てきますので、ぜひ支えてあげてくださいっ^ ^


  • 編集済

    魔王は魔王として討たれることに意味があったのか……。
    妻としては納得できものではないですよね。
    真実を知っているがために、許せない。それは一般に理解されるものではないのがつらい。

    グラディスさん、いい人ですね。リュナのこと守ってたんだ。

    作者からの返信

    ですです、人々の恨みや憎しみを集める存在として「魔王」を作り出し、討たれることで迫害を終わらせようとしたんですね。
    グラディスの記憶改竄に成功していれば、ここまで事態が捩れることはなかったわけですが、上手くいかなかったのはきっとグラディスの愛が強かったからなのでしょう。
    翠龍が邪神化しているのも、そういう経緯で人間許せん、となっているからですね……。

    そうなのです。グラディスは優しいお母さんなのです。
    どうも、リュナの故郷を焼いたのは魔王軍ではない模様。この辺含めて残りの答え合わせを、第三章では書いていきますね!

  • ラディオルくんがヴェディをすごく大切にしているのは、相棒だからだと思っていたら、どちらかというと母親を慕う感じなのでしょうか。セルフィードさんがラディオルくんを可愛がっているのも、そういう理由なのですね。
    悲しい状況下で卵を一生懸命あたためて、孵ったときはどんなに嬉しかったことか……(´;ω;`)元気すぎるほど元気に育ってくれてありがとう♡

    作者からの返信

    実は、そうだったのです!
    ラディオルは下位竜族なんですが、拾われた時にヒビが入って冷え切っていたので孵るかどうかも危うく。セルフィードさんが原初の炎を使う方法を思いついて、持ち直したという背景があります。(ので、フィオちゃんやファイアともそっくり)
    そんな経緯だったのでヴェディもセルフィードもラディオルには甘くて、今はすっかりあんな感じに^ ^

  • 謎だった部分がどんどん明らかになってきましたね!
    ヴェディちゃんはラディオルくんの保護者的な立ち位置だったのですね。温めていたのなら、もう実質ママだったりするのでしょうか……。
    リュナちゃんの望みも聞けたことだし、元の現実世界に戻ってリュナちゃんとグラディスさんがどうなるか気になるところですね。
    でもクォームもいることだし、悪い結果にはならないような気がします。

    作者からの返信

    ここまでで、魔王と魔女に関わる真相は大体明らかにできたかな……と。魔王軍側もいろいろあったのですよね。
    ヴェディちゃん獣竜ですが、卵ラディオルを温めて面倒見てたのでママみたいなものです。あと、セルフィードさんも^ ^
    クォームが提示した三つの選択肢では、リュナの望みには添えない感じもありますが……そこは、聞いてみないとですね! 彼なら何か手を考えてくれるかもしれません。