マグロ作品を読み、他にも興味が湧いてこちらを拝見しましたが、作風の振り幅がすごすぎて驚きました。
　重厚そうな雰囲気や、すっと情景を思い浮かべられる文章が好きです。
　自国や周辺国のことも、油断ならない臣下たちの口から説明させることで、それぞれどんな性格をしているのか感じられました。

　掴みの1話目で摂政が俯瞰的に、しっかりと考えて立ち回ろうとする姿勢が見られて好印象でした。
　第2話ラストのセリフで、この父娘の関係性はいったいどのようなものなのか、と強く興味をひかれました。

　読むのが遅い人間なので、ゆっくりと読ませていただきます。

※誤字報告などは削除しました。