夫という生き物との生活

ピューレラ

第1話 馴れ初めっぽい話

 私たち夫婦は2020年現在、結婚9年目になります。


 結婚前には約一年半の同棲期間があり、その前に付き合っていた期間は別れてた時期もあったので良く分からず、しかも短いですが、友達だった期間は3~4年はあったんじゃないかなと思います。




 歳は二人とも46歳で、子どもはいません。




 出会いはmixiです。


 mixiが始まった年にすぐに出会いました。




 mixiって今は誰でも入れますが、昔は招待制で会員の人からの招待が無いと会員になれないSNSでした。


 そういう事もあって、当時は顔出しや本名出しも多かったです。


 友達の友達で繋がるという感じだったので、出会い系というよりは友達を紹介しあったり、異業種交流という感じでした。


 なので顔写真や本名も出していない人は怪しくて繋がりにくいという風潮でした。




 当時の私はmixi以上に利用しているメインのSNSサイトがあったので、そっちに夫を誘いました。


 そのSNSではオフ会が盛んで、東京で大規模のオフ会が開かれる事になり、そこで初めて会う事になりました。




 最初の出会いが男女の出会いでなく、大勢の中での友達としての出会いだったからか、私たちはその後も毎日のように日記にコメントしあったり、メールしたりしながら仲良くなりました。




 私には当時付き合っていた人がいたので、そういう相談や話も聞いてもらっていました。


 だから何でも話せる相手だったのです。




 初めて会った、1年後ぐらいだったかに今度は二人だけで会いました。


 まだ付き合っていません。


 この時の後からです、何となくのノリで私たちは付き合うようになりました。




 私の家は岐阜で夫の家は東京。


 夫は付き合う前の友達時代から、実家が嫌いで抜け出したい私に




「身ひとつでこっちに来い」




 と言ってくれていました。




 けれど付き合ってない男性から、そんな事を言ってもらえても、どこまで信用して飛び込んで良いのか分からないじゃないですか?




 私、貯金だって無かったし手に職があるわけじゃないいから、仕事を辞めて彼の元に行ってもすぐに再就職できる自信も無かった。


 だからグダグダ言って、ずっと彼の元へは行けてなかったんですよね。




 今振り返ると、とっとと行っておけば良かったと思っています。






 とまぁ、あまりまとまりなく書きましたが、これからも少しずつ色々こういう事や夫婦の事を書いていきますね。


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