0.2.見知らぬ図書館(見なくても問題ありません)


 お、また来たね。

 やぁ、久しぶり……? それとも初めまして?

 どちらにせよ、歓迎するよ。


 ようこそ、私の城へ。

 ま、ここはただの図書館なんだけどね。

 初めての方に挨拶をしておくと、私はここの司書である。

 君たちが来た時に、何か面白い作品を提供するのが、私の仕事だ。


 だが残念ながら君たちの声を聞くことが私にはできない……。

 申し訳ない事ではあるが、君たちの本当に求めている物は提供できない様だ。

 だが、私の紹介する作品を読んで、「ああ、面白いじゃないか」と思ってくれれば、私はそれで良い。


 と、いうことで今回紹介する作品はこれだ。

 『侍の敵討ち』

 これは略す必要はなさそうだな。


 どうやら、これは転生物ではなく、転移物というジャンルに入る物らしいぞ。

 侍という文字が使用されているから、江戸時代やら戦国時代のお話かと思うかもしれないが、どうやら違うらしい。


 まぁ詳しい内容は、実際に読んで確かめてほしい。

 さて、侍は一体なんの敵を討つんだろうね。


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