軽妙で、かつ胸に迫って、泣いて ありがとうございます

ひとの造形と描写が個人にハマりました

作者書き手は手持ちのタマの想いと苦悩と技術と・・・野心と?を結集させ叩きこんで作品を綴ってゆくものかと、勝手に想像します

自分には、この人生放棄の新人(ニイト)氏と、だからこそのエルリーゼ嬢としての目につくものへの余裕と言い訳しながらの滅私の奉仕となる「つくり」に、「ああ、自分もこのような思いが少しあり、できればこのように生きたい」と打たれ、ネットスラングも交えた軽妙な語り口とジョークに笑い、ダメ人間による遊びと言い訳しながら目につくものに奉仕し(しかも自身を投げているからこそ)主人公に、その成果が報われてひとびとが応え支えていることに子どものように泣き、エンドのカタストロフィの救いと昇華?(そして後日談・・・)で涙を流した者です

偶然にネットで出会うことができて、読みひたり、ネットと書籍を購入し、漫画版はどうなってゆくのか楽しみにしております

もしかしたら「こういう形を表した」小説は数あるかもなのですが、自分には最初の一撃、歩いていたらいきなり打たれた、神が天から打ち下ろした雷で視界が開けたような、強く鮮やかな作品でした


作者さま、この作品を描き、完成させ、出会わせてくださり、ありがとうございましたm(__)m