魔法少女エンドフェイズ(強さ→ありえないくらい強い)

名前:ヘテロ・エンドフェイズ


性別:女


外見:

 身長150cm。おむねとかそれどころではない。

 純白のウエディングドレスを纏った少女。その頭部は黒い風船となっていて、大きく赤いバツ印が描かれている。目も鼻も口も耳も肌もないため、外界を認識することが出来ない。次元パズルの気配は分かるらしい。


性格:

 『虚無』の感情に特化している。

 虚ろな思考だけがただ巡っている。哲学だけが彼女の拠り所。脳内議論だけが生きがい。

 現在の議題は『地下鉄はどうやって地下に入れたのか』『コンビーフの缶は何故あんな形をしているのか』『バナナはおやつに入るのか』の三本立てである。


経歴:

 惑星マギアの戦力として生み出された人造生命の突然変異種。

 次元パズルの力と魔法少女たちの総力戦で別次元に追放された。


協力する目的:インプットされた使命、ただそれだけで次元パズルを求める。


能力:

『固有魔法』

 その性質は崩壊。

 周囲の全てを崩壊させる。この魔法を全く制御できていないエンドフェイズの周囲は、常に重力崩壊を起こしていて色んなものが浮いている。そのためエンドフェイズには近づけず、そもそも普通の攻撃はエンドフェイズに届く前に崩壊する。やがて物質の構成元素も崩壊していくので、彼女の周囲は完全な虚無となる。

『固有武器』

 名称:魔龍葬デッドエンド

 形状:半径二メートル摂氏三千度の巨大な火球

 召喚範囲:自身から半径五メートル

 効果:直線状に突き進んで全てを焼き尽くす


戦闘方法:

 ただ歩いてくるだけ。

 だが、周囲が重力崩壊を起こしているため足が地面につかない。ふわふわと浮きながら、何となく次元パズルの気配へと適当に進んでいる。エンドフェイズが通ったあとは全てが崩壊し、放っておけば次元の壁も崩壊するだろう。

 気まぐれにデッドエンドを複数召喚し、適当な方向にぶっ放す。摂氏三千度の火球は全てを焼き払いながら直進し、やがて無駄に爆発する。結果、辺り一帯は焦土に。

 彼女に悪気は一切ないのだが、ただそこにいるだけで全てを崩壊させてしまう。まさに歩く災厄。

 自力で栄養補給が出来ないので、放っておいてもそのうち餓死する。


会話例:口がないので喋れない。

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