偽物川小説大賞について

 どうも、初めましての人はあんまりいないと思いますが、私が偽教授です。よく「きょうじゅ」とも名乗っております。


 もともとこの作品は「偽教授杯」というもう片方の自主企画について語るために作ったものだったんですが、「偽教授杯」というのと「偽物川小説大賞」というのをやっているけど何が違うのか? どう違うのか? お分かりでない方も多かろうと思うので、それを解説するために再び筆をとり、加筆を加える次第であります。


 偽物川小説大賞は、いまこれを書いている2021年11月頭の段階で、ちょうど第三回が無事終わったところです。三回もやってるのだから、「年一くらいで定期的にやっている」と、もう申し上げてもいいでしょう。実際、来年には第四回をやる予定でおります。


 さて、偽教授杯がそうであるのと同様、偽物川小説大賞もまた、「本物川小説大賞」という、発端はカクヨムではなかったらしいのですけどカクヨムでも数回に渡って行われている企画の影響を強く受けて生まれたものです。まあ、タイトル見りゃお分かりだとは思いますが、本物川が本流であり、私のはその傍流、猿真似というところです。


 本物川小説大賞それ自体について語るのは本意ではないので自分の企画について語りますが、偽物川小説大賞の最大の特徴は、これが「小説大賞」であるということです。「偽教授杯について」をお読みいただいた方は、あれが「私個人の個人的な楽しみのため」にやっているだけのものだということを既にご存知かと思いますが、偽物川小説大賞の方はもうちょっと複雑な志があります。それは、プロを目指すとかではない、趣味の文芸としてのWEB小説をもっと盛り上げたい、ということです。


 偽教授杯は巧拙よりも「テーマをうまく処理していたか」でグランプリを出すのですが、偽物川小説大賞は違います。小説大賞なので、一番優れた小説が大賞です。今まで三回やりましたが、三回ともそうでした。


 私の中で「偽教授杯」と「偽物川小説大賞」と、どちらがより大切でどちらがより尊いというものでもないのですが、どちらも自分の企画として今後も続けていく所存ですので、よければよろしくお付き合いのほどをお願いいたします。

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