ぜひ最後まで読んでいただきたい作品です。おそらく、もう一度読み返したくなると思います。少なくとも、自分は自然と読み返していました。小説ならではの表現と演出、非常に読み応えがありました。
小説家志望のワナビです。 普段はライトノベルの新人賞などに応募しています。 よろしくお願いします。
音が聴けば死ぬという極端な世界のキャッチ―さと、読み進めれば進むほど明らかにされていく謎が読者をわくわくさせて飽きさせない。さらにわかりそうでわからない登場人物の会話がより読者を引き込む。そ…続きを読む
急がずに。展開は加速していくけれど、歩くような早さで。ゆっくりと読んで、楽しんでください
SFとしても、人間ドラマとしても、あるいはファンタジーとしても、すごく綺麗に完成された物語でした。特長を書くとすれば、まず世界観が魅力的です。音をしばらく聴き続けると死んでしまう、人間たちの謎…続きを読む
音を聞けなくなった人類。 どこまでも透明で静謐な世界。 147秒の演奏が終わると共に緻密で美しい伏線が回収され、ぴたりと全てが噛み合った時、彼らの物語は終わり、そして始まるのだ。 遺志…続きを読む
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