「インターネットの妖精さんへ丸山からのお願い」について

https://twitter.com/wahoo_gyudon/status/1336587375795847168


 「何にだって何かいる」

 この発想は大好きですが、これ自体は珍しくもなんともないと思います。けれど書きやすそうなので飛びつく。

 いつかお話しした通り帆多は筆速に自信が無なので書けそうな物を思いついたら書かないと、コンテストが終わります。


 別作のネタ集めで「階段のもの」とか「『いつの間にか紙の端に落書きしてしまう』のもの」とか考えるので、その派生でインターネットの妖精が何を司るのか、「おいでませ、インターネットの妖精!」ってやったときにどんな魔法が起こるだろうかと考えます。

 

 で、ざっくりルーティングやトラフィックなど、端末外の通信内容に変化を及ぼすものとしました。

 PCやスマホの中身を直接いじれるのは別の妖精ってことで、あと25年ぐらいしたら出てくるんじゃないでしょうか。

 実行命令をネットワーク経由で行う機械なら割り込めるってことで、理想的なマン・イン・ミドル攻撃能力を保有します。見た目ガールだけど。


 ここで思い立ち「インターネットの妖精」でネット検索しました。だって、ぜったい先行作品ありそうじゃん。

 ほーらあったほーらあった。

 先行作品おもしろいー。


 ただ、先輩妖精たちは端末内部が重点的な活躍の場のようですので、こちらの妖精とは階層が違います。

 な、なにおう、こちとら物理層だぜ? 光の速さだぜ?


 こうして妖精の挙動が固まったので、動かします。

 

 当初は三人称でやろうとしてました。

 書き出しは

 ○○は、インターネットの妖精に出会った。


 丸山でいいや。

 丸山は、インターネットの妖精に出会った。


 そのまま電車広告に妖精が文字を出す所まで書きましたが、なんだかノリが悪いのと、妖精の観測者たる丸山の心情が書きづらいので一人称に変更。

 丸山のキャラ立てのため、敬語で地の文を組みます。



 書いては休み、書いては考え、ようやく妖精が願い事を聞くフェーズまできたところで、丸山と一緒に考えます。何を願うべきか。

 結論。


 人類にインターネットはまだ早い


 でした。

 や、もうマジで。なんなのこのツール!?



 講評はこちら

https://kinky12x08.hatenablog.com/entry/2020/12/21/004802

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