[詩集]Chrysoprase

桜色ダージリン

本当の子どもは

信じてくれないならわたしも信じられない


どうしていつも監視まがいのことをするの


少しくらい信じてくれたっていいじゃない


どうして一方的に管理されなきゃいけないの


いつも自分の言いたいことだけ言って


わたしの言葉は聞き入れてはくれない


気に入らなければすぐ怒る


子どもなのかと呆れてしまう


わたしを約束が守れないくらい子どもだと思っていたの


あなたの方がよっぽど子どもに見える


システムに頼って縛ることでしか


わたしに言うことを聞かせられないのに


怒ることでしか反論できないのに


そんなの子どもだってできる


いつも振り回して勝手に怒る


わたしはもう限界


態度の変わりようにももううんざり


わたしには願うことしかできない


あなたの息子があなたみたいにならないように



2018/4/30

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