常識的にあり得ない。考えられない！
否定文だけで書いたミステリー。文体につまづきはなく、筋も通っている。「ミステリーは頭使うから苦手」と感じている人に読んでほしい。千文字以内で腑におちる展開は誰でも楽しめる。
面白い発想です！全行、語尾が否定系です。
全てが否定文で書かれた短編です。小品ではありますが、なかなかの力技です。こういった実験的な（レイモン・クノーの「文体練習」を連想しました）試み、大好きです。
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