終末の雪国と、その最前線で生きる人たちの物語

 近未来。災害級の雪が降り続くようになったエリアと、除雪の最前線に立つ青年を描いた作品。
 雪に閉ざされた世界の描写がリアルで、その場にいるような臨場感があります。方言も、自然にこの作品世界の雰囲気を作っていて効果的です。
 雪と戦うということは、静かなサバイバル。その緊迫感と、恐怖、そして人の心の温かさを感じられるストーリーになっていると思います。

その他のおすすめレビュー

秋月一歩@埼玉大好き埼玉県民作家さんの他のおすすめレビュー368