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  • 倫理的シンギュラリティへの応援コメント

    未来の兵士たちの日常と思いきや、読んでいるうちに世界観が見えて、
    これは、技術的特異点を越えた世界での物語だったのですね……
    まさにタイトルがそのまま表されています。

    AI技術が昨今、目覚ましい進歩が見られますが、知性、能力、技術が
    今の人類を超えれば、こういう未来が起こりえる可能性が非常に高いことは、
    今は亡き物理学者のホーキング博士か誰か?警鐘を論じてたと記憶しています。

    メッセージ性が高く、考えさせられる事が多く含まれた作品ですね(*´ω`*)

    作者からの返信

     意思を持つなら生物にしろ非生物にしろ、自己保存ないし種の保存を考えるのは自然な思考で、それが人間の作り出したものなら尚更ではないかと思うわけです。
     意思のない人形やロボットでさえ人の形に似せたがるのも性(さが)ですしね、電子の脳に何を載せるかさもありなん。

     ただ動物にしろ植物にしろ、もっと大局的に見れば自然でさえ人間が完璧に制御する事が不可能なように、万物(ちょっと大袈裟かな)は本来何物にも縛られないんですよね。
     感情のあるなしに関わらず、あるいは感情に左右される事なく合理的な判断を下せるであろうAIから何かと一貫性のない(揺らぎのある)人間という種族はどう見えるのか。
     果たして運命を共にする、もしくは運命を預ける良きパートナーとして認識され得るのか。

     昨今の世界情勢を見るにつけ、不安が増します。

  • 倫理的シンギュラリティへの応援コメント

    正に「倫理的シンギュラリティ」のタイトル通り、ヒトとアンドロイドの関係が特異点を迎えた姿を短編の枠に収めるその技術...脱帽です。

    作者からの返信

     元来作品タイトルを決めるのが苦手なのですが、今作はやたらすぱっと決まりました。
     書きたい事がしっかり決まっていたからかもしれません……と言えるほど設定を練っていたわけでもないんですけどね、不思議なものです。
     個人的にはアンドロイドとは優劣を超えて良き隣人でありたいと思っています。
     そういう未来が来る事を願います。

  • 倫理的シンギュラリティへの応援コメント

    違うという言葉は、てっきり人種差別的観点から出ているのだと思っていましたが、アンドロイドでしたか……。
    『僕たちは彼らよりずっと頑丈にできている。』
    この部分で、ん?ときて
    『やたらぎくしゃくとした』
    この言葉で一足先に確信しました。
    お偉いさんの決定も、反乱軍への憎しみから来るものではなく、あくまで合理的な判断だったんですね。

    作者からの返信

     まさしく! 引用の箇所はご指摘の通りそのように意図して書いたのでありまして。
     見事に拾っていただきありがとうございます。先を読み進めるとわかる伏線になっています。

     国際法上、戦争捕虜を非人道的かつ過酷な労働(含地雷撤去)に従事させるのは立派な戦争犯罪ですが、アンドロイドが地球の主(あるじ)となった時、果たして人間のルールや価値観をそっくりそのまま引き継ぐのかどうか。未来が気になります。

  • 倫理的シンギュラリティへの応援コメント

    もはや人間がアンドロイドのようですね……( ゚д゚)
    でもこう見ると、アンドロイドも人間も同じ生き物に見えてくる。
    そしてアンドロイドに言わせれば、戦争を起こすのはいつでも人間なわけですね。

    作者からの返信

     私個人は無神論者ですが、曰く神は自身に似せて人間を作った。では人間は……?
     自分たちに都合の悪いものを排除したがるのは人間の性質(さが)ですからね。その軋轢が限界に達した時何が起きる(起きた)のか、なんて事を考えながら書きました。

  • 倫理的シンギュラリティへの応援コメント

    退廃的な世界観が気に入りました!

    作者からの返信

     世界観の説明というのはどうしても長くなりがちですが、長すぎると読むのが疲れるし、場がたるんでしまう。かといって短すぎても……毎回苦労してます。

     うまく伝わったなら良かったです。応援や星、ありがとうございます!