「カフェオレが人生?」タイトル見たら、そう思われてしまいますよね。でも、読んだ後アナタも私みたいに「うん、カフェオレは素敵な人生だ」って、思ってしまうかも。甘く、苦く、そして切ないけど心が温かくなる作品です。
読み専です。
カフェオレはコーヒーともミルクとも違う。コーヒーほどの刺激はないけれど、ミルクよりは大人の味。主人公の痛みはきっと消えない。でも、ふたつがまざる魔法をかけたら、苦さはやわらいで新しい味がうまれる。…続きを読む
コーヒーには様々な淹れ方がある。ペーパードリップ、ステンレスドリップ、フレンチプレス、サイフォン……。弾き方にも種類がある。細挽ききなのか粗挽きなのか。焙煎にも度合いがある。浅煎り、深…続きを読む
あれこれと詳細な説明の一切いらない物語って、あるんだなあ。そう思いました。甘い、苦い。痛い、悲しい、愛おしい。全ての感情が溶け込んだ、熱いカフェオレ。ただ、胸が、ぎゅううっと。この上なくシ…続きを読む
フレーズの一つ一つが詩的で心に迫ります。前半はひんやり、後半は暖かく切ない気分になりました。
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