第5話 企業ブース巡り

 私にとって、何度観ても泣けて飽きない『咲〜阿知賀編〜』をU-NEXTで観ていたら一話半観た辺りで「パチパチパチ」と拍手が聞こえてきた。


 げんしけんを読んでいたので、コミケに来たことが無くても拍手での始まりを知っていたので「ああ、これが例のアレか」とちょっぴり感動もした。


 けど私たちの列はすぐには進まない。

 開始から5分以上経っただろうか、という辺りで動き出した。


 歩きながら、今後の段取りを決める。

 先輩たちはお目当てのブースへ。

 私は特に無いので、好きに見て歩いて、ある程度したら連絡を取り合って落ち合おうという事になった。



 中はAブースとBブースに別れていて、色々なゲームや会社のコーナーが出来ていた。

 無料配布の紙袋を貰い、「ああ、これコミケ行った人が良く持ってる痛袋だ」とまた地味に感動した。


 まぁ折角きたのだからと、ガルパンかゆるキャンのグッズを買う事にした。

 リンちゃんか、秋山さんのグッズが良いなと思っていたら、リンちゃんのグッズは売り切れが多かった。

 なので秋山さんのバッジをゲット。


 他にも色々見て回ったのだけど、人気のところは最後尾のプラカードが立ってるぐらい列が出来ている。それに対して、誰もいないところも結構あった。差が激しい。


 15分ぐらい見て回った頃だろうか、先輩から連絡があってお目当の品をゲットしたのでそろそろ合流しようかという事になった。


 合流すると痛袋にグッズが一杯の二人。ホクホクのようだ。


「さて、じゃあ一旦車に荷物を置きに行ってそれから同人誌の方の会場に行こうか」


 と11時過ぎくらには青海会場を後にしたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る