第2話 止まらないパワー?

全部思い出したぞ……


ていうか!全部リセットされてるんじゃなかったの!?

あの召喚者め!今度あったらとっちめてやる!


もう会えないと思うけど


とりあえず落ち着こう


そして長い時間が過ぎ、女子全員が走り終えた。


「はぁ、はぁ疲れたー葵ちゃんめっちゃ早かったね!いつの間にかに鍛えたの?」


「いやいや、たまたまだよ」


「たまたまで早くなるの?」


私は一瞬焦った


「い、いや私の力が覚醒したのかなー」

そして楓に笑って見せた。


すると楓は

「ホントに?すごいね!私も覚醒したいなぁー」


「いつかなれるよ!」

そして私はグッドサインを出した。

自分でも何を言っているのかよくわからなかった。


すると、

「ピーー、集合!」

先生の集合の合図があった。


「今日は皆よく頑張ったぞ!じゃあ、解散!」


「じゃあ葵ちゃん、教室行こうか」


「うん」


そして私たちは教室に向かった。


「いいなー葵ちゃんは足が早くて。私も昔は速かったんだけどなー」


たぶん遅くなったのは胸のせいだろうなと思った。


そう思うと私はラッキー?


そう思っていると教室に着いた。


「はー、よっこいしょ」

バキ!

!?


なんと自分の椅子が壊れてしまったのだ。

私はクラスの注目の的になった。

すると、

「大丈夫?」

楓が心配な顔をして近寄ってきた。


私は

「大丈夫、椅子の寿命がつきたのかな」

そしてかえでに笑って見せた。


すると、騒動を聞き付けたのか関根先生が教室に入ってきた。


「大丈夫か!葵!」

先程の楓のような顔で駆け寄ってきた。


「だ、大丈夫です」


「今、新しい椅子持ってくるから」


「ありがとうございます」


そして、まもなく新しい椅子が届いた。

私は悟った。

が強すぎて壊れてしまったのだと。


次は慎重にお尻を椅子に着けた。


そして、

「よいしょ」


机に手をつき、椅子をよせようとした次の瞬間

!!


もうお察しでしょう、次は机がなんと真っ二つに割れてしまったのです。


「やってしもたー」


「葵ちゃん大丈夫?」


さっきと同じように楓が近寄ってきた。



「だ、大丈夫…」

また私は楓に笑って見せた。


「葵ちゃん運が悪いね」


「ホントにだよ!今日厄日かな?ははは」


そしてまた先生がまた来て

「今度は机か?」


なんと椅子と机がセットで新しくなってしまった。


思ったよりもパワーが半端ないなぁ

これはパワーを制御しなきゃ大変なことになるぞ…


そして私は回想した……



「楓ー」

トントン

バキ!

「あー私の肩がー!訴えてやる!!」

とか

「やったねー!ハイタッチ!」

バチン!

「私の手がー、訴えてやる!!」


なんて事が起きたら…

そう思うとぞくりとした。


まあ、あとは帰るだけだから大丈夫だろう


そうして帰りの会が始まりそして終わり、私は楓と一緒に下校したのだった……







































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