あとがき①この本を書くに至った経緯②毒親、ブラック企業、DVって繋がっている問題 ③amazonレビュー者への「空いすの技法」④執筆はやめたくない ⑤謝辞

①この本を書くに至った経緯


 この本を書くに至った経緯は「毒親?いや家出れば良いじゃん、what else?」というだけじゃ済まないんだろうなあと思って、想像してどうしてなんだろうって解明したかったからでした。

 そして「解脱」がテーマだからいかに離れるかっていう話を書きたかった。私も父親がうつ病で家族に暴力ふるっていて自立してから楽になったんだけど実家にはほとんどいなかったし、ずっと苦しかったから。

 毒親じゃなくて毒会社とか毒上司とか猛威に負けている人が沢山いるから、そんな人の少しでも役に立ちたいと思って「毒からの解脱」を書くに至りました。


②毒親、ブラック企業、DVって繋がっている問題である事を伝えたかった。


 今回、副題で「毒親、ブラック企業、DV」って詰め込みすぎかな?「DVからの解脱」に焦点を置いた方が良いかなと思ったのですが、毒親、ブラック企業、DVって繋がっている問題である事を伝えたかった。

 多分どれも全て解脱しないと幸せにはならないのかもしれませんし、どれか一つ解脱すれば良いとは思います。ただ「不幸のスパイラル」というか、育った環境というのは大人になってもダイレクトに影響するとは思います。

 今回「ゲシュタルト療法」を紹介しましたが、自分の根源に立ち向かってみるというのは脅威でもありますが、大事な作業だと思いましたので紹介させて頂きました。


③amazonレビュー者への「空いすの技法」


 ネットによる誹謗中傷はいじめより簡単ですよね。手間が少なくて済むし対面じゃないから。

 もしかしたら「いじめ」はダメだけどネットによる悪口の書き込みはOKのような人が沢山いる気がします。

 前著「人生を制限させないADHD・うつ病」にて私の単なる悪口でしかないレビューが3回知人(1回しか対面でお会いしていないです)から来たので、3回ともamazonに頼んで削除してもらいました。なので

①弁護士に依頼し内容証明を自宅に送付し、悪質なレビューをやめるよう申告する。

②辞めない場合名誉毀損罪で起訴する

という算段を考えていたので警察や弁護士にも相談していたのですが、カウンセリングを受けた時にこのレビュアーに対する「空いすの技法」をカウンセラーの方にやって頂き、「めんどくさいからいいや」という結論に至りました。

 ただ、半年以上レビューに苦しんでいたのは事実です。レビュー書くのは少しの手間なのですが。

 私は「やはり嫌なら本人に直接言えば良いのになあ」、という人間なので直接言ってしまうのですが何で言えない人ばかりになってしまったんでしょうかね。こういう時仕事とかはフェアで良いなあと思います。

 絶版にする事も考えたのですが、レビュアーの思った通りの展開になるのでやめときました。

とにかく、ネットによる誹謗中傷はいじめと同義です。犯罪なのでやめましょう。匿名による誹謗中傷は自尊心を育てません。


感情的被害は主観的な物で誰に決められるものでもない

http://teihen-writer.hatenablog.com/entry/2016/08/30/181839

というブログからその通りだなあと思ったので引用します。


「この世の中の被害者でも加害者でもない人にお願いしたい。

 どんな小さな被害でも、それを受けて苦しんでいる相手に『大したことないでしょ』『我慢しなよ』『客観的に考えてさ』とか、と言わないでほしい。共感できれなければスルーしてほしい。

 感情への被害は全てが主観だ。誰にも決められないし、量れない。

だから、スルーしてほしい。励まさなくていい。何もしなくていい。ただ黙っていてほしい。」


④執筆はやめたくない


 でも全作品何かしら私のメッセージがあります。表現するのをやめたくない。次回作はいきなりゆるいんですけど、「ふたり暮らしのやっつけごはんと生活」というコミックエッセイにしたいと思っています。


⑤謝辞


 最後に小説のグループの皆様方、いつも読んで下さり懸命にコメント、ご指摘を下さり本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。


 最後に本著が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

 この作品はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ありませんがこの本を書くにあたって沢山の文献等を参考に致しました。この後紹介する参考文献もよろしければご参照下さい。

                                吉田彩

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