特別な時間はいつか消えるが、染まった心はいつまでも美し。心や背景がいろんな色や形を魅せてくれる作品です。
エッセイと詩を中心に読んでいます。 コメントの返信は遅め *作品収録 10文字ホラー 1/氏田雄介編(星海社 2021/9/17) *書いているジャンル …
時の流れ、記憶、想い。それらを巧く使ったとても良い作品。これ以上は語彙の関係で言い表すことができないからひと言。読みましょう!!
夢のような光景を、永遠に覚えてる。見えなくても、たしかに繋がってる。美しくも哀しさを感じさせる文章が、誰もが通り過ぎて行ってしまう子ども時代の切なさや焦燥や不安を、より一層際立たせていると感じま…続きを読む
十五歳とは、人生においてきわめて大きな転換期でありましょう。子供が大人へと向かう過渡期の、その直前。いわば純粋な子供の最後段階でありますから、精神も変化し始めるさなか、大きく揺れ動く時期で…続きを読む
猫又の伝承が残る島で育った「わたし」が出会ったのは、大きな獅子ほどもある白い猫。血も凍らせるような妖気と、身も心も緩むような陽気じみた芳香を纏う、歪な怪異──ややホラーチックな導入ですが、この…続きを読む
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