胸締め付けられるほどに『紀行』

生き場所を求める『僕』と、死に場所を求める彼女。
彼女からシャングリラという言葉を聞いた『僕』は、次第に彼女の語るシャングリラに引き込まれていきます。
月や星は天蓋に空いた穴。毎夜そんな話を交わす二人は、もうシャングリラに至っていたのではないか……そう感じました。

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