第16話 コーヒー+きび砂糖

 さて引き続きのきび砂糖編です。


 前回の紅茶ときび砂糖の相性がかなり悪かっただけに、今回のコーヒーときび砂糖の相性がどうなるか、私としても楽しみです。


 では、コーヒーを規定の淹れ方で錬成し、そこにきび砂糖を溶かして、頂きます。





 うむ、かなり良い。


 まず香りですが、コーヒーの焙煎香ときび砂糖のサトウキビ感がかなりマッチしておりまして、ケンカする事無く同居しておりました。この香りは素晴らしい。


 味に関しては、きび砂糖の甘さがあまり強くないためか、砂糖特有のマスキング能力が強くは発揮されていません。しかし、角の取れた苦味・酸味がちゃんと感じられるので、コーヒーの味わいを良くするためには良い砂糖です。コーヒーの苦味・酸味が損なわれる事無く、良い印象で舌に感じられました。


 後味では、甘さはスキッとキレ良く途切れ、後残りしない所も良い感じです。コーヒーのアフターテイストが、ほのかに感じられます。良い余韻です。







 紅茶の時では惨憺たる結果だっただけに、コーヒーでは良い結果となり、私としても嬉しい所です。


 ちょっとコレは他の方々にもオススメできますね。

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