一緒に物語を楽しみ、くつろげる相手がいる。それは、最高に贅沢な時間だと思います。この小説の好きな点は、もっともっと甘くすることもできそうなのに、控え目で素朴なタッチで描かれているところ。また、祖母の存在が、ゆるさや暖かさと共に、僅かな緊張感をもたらしています。だからこそ、いつか失われてしまう時の中に、永遠を感じました。
祖母と孫のやりとりや、紅茶や珈琲、主人公と従兄弟の関係等が色んな温かさを与えてくれる。小説そのものは長くないが、ゆったりとした時間を過ごしたかのように感じた。心安らぐ素晴らしい作品。
始まりから終わりまで暖かな気持ちで満たされました。こんなふうに本と一緒に大切な人達と関わる事ができたら、楽しむ事ができたら…私の憧れる世界がここにあります。周りに本好きな人がいない環境なので、ま…続きを読む
ほのぼのと心が温まる不思議な空気感がある作品ですね♪登場人物の関係性と思いが良いですね♪
じんわりした温かさの感じる雰囲気が良かったです、二人の穏やかな時間に和みました。
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