かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く2~奪われた瞳と放たれた銃弾~

野林緑里

前回(第一弾)のあらすじ

あらすじ

東京都内にある山有高校にやってきた一人の青年・有川朝矢。彼は弓道場でおこる怪異を解決するためにやってきた祓い屋だった。

なんとか弓道場の怪異を解決した朝矢だが、校舎内で出会った少女に奇妙な気配を感じていた。気にはなるが引き上げようとした最中、少女が異形の存在へと変化し、人を襲う。なんとかとめることに成功したのだが、少女はそのまま気を失う。


一方、山有高校二年の杉原弦音は、同級生の江川樹里が人を襲うところを目撃してしまう。気を失った彼女を気にかかり、彼女の搬送された病院に様子を見に行くも、樹里が突然病院を抜け出してしまう。それを追いかけた弦音の目の前には、見たこともない大きな化け物花が出現する。そして、その中から樹里の助けを求める声が響いた。

しかし、事態が把握できていない弦音にはなにもできずにいると、朝矢が突然現れ、弓を用いて化け物花を撃退する。

元に戻ることのできた樹里を抱きかかえる弦音の耳は幼い少年にふさがれた直後に歌が響き、弦音の見る景色が一変する。なにごともなかったように時間が進む中で弦音一人が取り残された状態になる中で、朝矢が告げたことは『祓い屋にならないか』の誘いだった。


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