第30話 雲

短歌一首


ただ雲は流されていて

ただ僕も

それを眺めているだけの午後



あの雲はどこへ行くのだろう?

あの雲は雨になるのだろうか?

流れる雲に思いを馳せても、きっと答えはないのだ。

流れる雲を眺める僕ものこれからの進む道も、誰も知らない、僕も知らない。

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