俺はポケットからスマホを取り出し、ラインを見る。

（鏡花（きょうか）さんからだ。）

『中也（ちゅうや）君ってお昼ご飯はお弁当ですか？』

俺は疑問に思いながら、返信した。

『いや、違うよ。』

すると、すぐに既読がつき、返信が返ってきた。

『そうなんですね。

…もし良かったら私がお弁当作ってきましょうか？』

俺は驚いた。

（今日、告白したばっかで『お弁当作ってきましょうか？』って

いきなりすぎないか。でも、すげえ嬉しいし…どうしよう。）

俺は覚悟を決め、返信を送った。

『嬉しい、お願いします。』

またすぐに既読がつき、返信が返ってきた。

『じゃあ、作りますので楽しみに待っててくださいね！』

俺はこの返信を見て、

心の中でガッツポーズをしながら、スマホを高らかに上げた。

コンコン…「中也（ちゅうや）君ご飯食べませんか？」

その時、春美（はるみ）さんが俺を晩御飯に誘った。

「すぐに行きます。」

俺はスマホに充電器を挿し、階段を降りた。

ちなみに今日の晩御飯は鮭のムニエルでとても美味しかった。

だが、俺にとっては最悪だった。

常に、如月（きさらぎ）さんが俺に嫌がらせをしてそれを春美（はるみ）さんが怒りそれに如月（きさらぎ）さんが反抗するのでとてもうるさかったのである。

俺はいち早く食べ、片付けし、明日のために早く寝た。

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