第48話鬼娘異聞

今日は鬼娘の だっちゃ さんが遊びに来ました

夫婦で来てくれたんですがとても仲が良くて一日中ピカピカさせてたんです

時々ちょっと焦げた匂いしてましたね、音ですか、魔法士さんはなんか言ってましたね私はよく聞こえないんですよ

朝補聴器が壊れたって言ってましたね、あれが無いと何も聞こえないんです。

ところで最近は口に布を付けるように言われて息がしにくいですね、でも仕方がありません。

うちのパーティーに居る魔法師さんがこの布は魔法結界だから瘴気の侵入を防ぐって言ってましたし。

なんですか珍しいですか?、私のこの鞄のことですか、いつも持ち時歩いていますからね

中にはほら魔法の板もあるんですよこれは時どき光っては女神様とか話しかけてきたりするんです、前に何かして呪文を入れたはずなんですがちょっと思い出せませんね、いいえ覚えていますよ、今はできないだけですから心配ありませんよ。

ほら魔法士さんが手伝ってくれるのでまあ問題ありませんから。

木の棒でいたをさわると中の精霊が動いたり声を出したりするんです

精霊に色がついたりしますよ、私は出来ないんですけど魔法士さんは板の中から精霊を作ることが出来るって言ってました

だから遠くに出かけているおばあさんを呼び出してもらいました、久しぶりに二人でお茶やお菓子を食べることができて良かったですよ。

子鬼もかわいいですよ、私にそっくりなんですよ時々板の中から話してきます

すいませんね、そろそろお昼寝しますおやすみなさい。

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