文体が軽く、作品世界にマッチして重苦しさを感じさせない

三人称だと硬いイメージになりやすいですけど、この作品は柔らかくウィットに富んだ文体で作品世界の(いい意味での)軽さを上手く表現しているなぁと思いました。
その文体がヒロインであるミーリアの天然ぶりを盛り立てていて、効果的に働いてるからミーリアの一挙手一投足が楽しく感じられます。そのおかげで天然ぶりに説得力があり、その無自覚ぶりも他の無自覚系と比べてあざとさがなく、可愛いと思えるほどでした。

ピッコマでコミックから読んで小説購入したクチなので、続きが読めたのが個人的に嬉しかったです。