第1話 太陽の戯れ

 「さあ、ハーロック。今日は何を話してくれるのかな?」

 パーカー街219番地を訪れた私の仕事は彼の話を聴くことだ。そこから彼の深層心理に刻み込まれている人生への罪悪感や社会への反発、自己否定や承認欲求を曝け出し、今日一日に対する充実感や満足度を高め、阿片やコカインへと逃避しがちな彼を現実世界へと繋ぎ止めるのだ。例え彼の話す内容がすでに何十回何百回と繰り返されて来た物であっても私は根気良く耳を傾ける。話すたびに内容が微妙に変わっていようが大幅に変わってしまっていても、初めて聴いた話であるかのように驚きを示し、称賛する。それによって彼の心は救われ、私の財布も潤うという訳だ。

 「そうだな。かの有名なアルセーヌ・ルパンを打ち負かした話はしたかな? ドイツ皇帝の為に古城の謎を解いた話は? 五つのオレンジの種が六つのナポレオン像に隠されていた事件や、技師の親指がボール箱に入れられてぶな屋敷へと届いた事件も面白かったぞ! さてさて今日はどの話をしようか?」

 ハーロック・ショームズことエルロック・ショルメは両手を擦り合わせながら愉しげに私の反応を窺っている。ショルメの歳は五十がらみ、事務机の上で帳簿付けをしながら一生を過ごした真面目な小市民といった雰囲気を全身から醸し出している。赤っぽい頬髭こそ残しているが顎鬚には綺麗に剃刀をあてており、鈍重そうな風采も相まって実直で正直者の役人という印象を与える。だがその目つきだけは相手を射すくめるように鋭く、真実を見抜く力があると言われれば信じない訳にはいかない妙な説得力があった。

 「おや?──ウィルソン、鉛筆を取りたまえ! 勿論、紙もだ」

 いつもショルメは一言余計だ。鉛筆だけを構える間抜けが何処にいるものか。

 ショルメはソファに座ったまま開いた窓の方へと顔を向けながら、私に呼び掛ける。

 「書き留めてくれ──四、十八、二、二十五」

 「何だい、これは?」

 「いいから黙って続けるんだ──十九、一、十一、五、十九」

 ショルメの変人ぶりは今更驚くようなことではないが、これは新しいアプローチであった。私は不思議に思い、彼の視線の先を追った。窓から見える物といえば雲一つない青空と鎧戸が閉まった白い邸宅の壁面。なんの変哲もない普段と同じ風景──いや、その壁面にピカピカと間隔を空けて太陽の光が反射している。ショルメはこれをカウントしているのだ。光が途切れたところで私は疑問を呈した。

 「子供の遊びじゃないのかい?」

 「おっ、君も気がついたようだな。そうかも知れないし、そうじゃないかも知れない。少なくとも退屈な日常にちょっとした愉しみをもたらしてくれるじゃないか! ほら、再開したぞ──七、十八、一、四──十六、十八、九、二十四」

 何かに興味を持って没頭した際のショルメの集中力には正直驚かされる。これこそまさに大作家コナン・ドイルによって産み出された伝説の超人が目の前に実在しているのではないか、と錯覚させる要素にはなる。まあ、錯覚は所詮錯覚に過ぎないのだが。

 「四、五──十六、十八、九、十九──ほう、終わったようだな。それではウィルソン、一をA、二をBというように数字とアルファベットを対応させて文字に置き換えてくれたまえ」

 「唐突だな。根拠はあるのかい?」

 彼の発想の突飛さは天才的でもあり時に狂人的でもある。

 「この光を暗号だと捉えるのならば数字そのものに意味があるか、文字に置き換えるしか手段はないさ。暗号表でも使ってやり取りしているのならばどちらにしてもお手上げだから、儂らに出来る事といえば一つしかない──さあ、出来たかな?」

 何故人は齢を重ねるごとにせっかちになって行くのだろう? この疑問を解消するのは精神科医の仕事ではなく哲学者が追究する真理に属する領域なのだと日々思う。

 私は不本意ながらもAからZまでのアルファベットを一通り書き、その下に順番に数字を振った。それから、書き留めた数字の下に対応するアルファベットを書き出して行く。

 「DRBY SAKES GRAD PRIX DE PRIS──何だこれ? やっぱり光を使った単なる遊びだったんだろう」

 紙を投げ出した私の姿を見てショルメが小馬鹿にしたように笑う。

 「おいおい、ウィルソン。しっかりしてくれたまえよ、確かにスペルミスは散見するがこんなにハッキリした暗号は無いじゃないか! 最初が『Derby Stakes』次が『Grand Prix de Paris』の事を示しているのだろう。となれば競走馬に関する何かに違いない。そこの書棚にある今年のスクラップブックを取ってくれたまえ」

 正直ショルメの諮問探偵としての仕事は開店休業中であった。まれに外国からパーカー街とベーカー街を間違えて手紙が届く事はあるが、ロンドンにベーカー街の名探偵とパーカー街の模倣探偵を間違えるような市民はいない。それでもショルメはいつなんどき事件を依頼されても対応できるように、日々の新聞から事件に関わりそうな事柄をピックアップして整然と纏めているのである。

 「あったぞ! これだ。今年のエプソムダービーとパリ大賞典を制したのはレプスタイン男爵の持ち馬であるエトナだ! さてさて、これであの反射光が単なる悪戯ではないことが判明したぞ。となると一体誰が何の目的で誰に対して暗号を送っていたのかが問題だ」

 ショルメは窓から身を乗り出すと、白い建物を正面に見て右手の方向をじっと眺めた。

 「他の建物が邪魔で正確には特定できないが、光の反射角から逆算して大体の場所の当たりは付いたぞ。行ってみよう!」

 「おい! 待てよ、ハーロック!」

 やれやれ──余りにも暇過ぎて、遂に自分から事件を探しに行ってしまったぞ!


 通りへ出て二百メートルほど歩くと、ショルメは脇にある細い路地へと入って行った。そこで辺りを見回すと、古い共同住宅へと目を付けて指を差す。

 「あそこの四階の開いている窓が見えるかな? 反射光の角度と高さから考えて、あの部屋で鏡をかざして暗号を送ったと考えれば丁度良さそうだ。早速住人に話を訊いてみようじゃないか」

 ショルメが先に立って建物へと向かう。すると一階に構えていた中年女性の管理人から声を掛けられた。

 「何か御用ですか? 入居者に関係ない方を通す訳には行きませんよ」

 この女性もショルメに負けず劣らず頑固そうな人物だ。

 「四階のこちら側の部屋の住人に用があるのだ」

 ショルメが身振りを交えながら説明する。

 「ラヴェルヌさんに? おやまあ、一日に二人も訪問客が来るなんて珍しい事もあったもんだ。で、あんたも医者? それとも警察か何か?」

 管理人の返答にショルメが動揺を示した。

 「しまった! 暗号は終わったのでは無くて、終わらせられたのかも知れない! ねえ君、緊急事態だ。一緒に来て部屋の鍵を開けてくれたまえ」

 ショルメが管理人を急かすと、女は渋々と立ち上がった。

 「ラヴェルヌさんは社交的ではないからね。約束の無い訪問者を通すと私が怒られるんだ。責任はあなたが取って下さいよ」

 私たちは狭い階段を一列に並んで昇って行く。ショルメは気持ちだけは急いている様子であったが、如何せん角度のきつい階段を昇るには年齢的に無理が利かないのか、管理人の後を息急きしながら付いて行くのが精一杯であった。

 四階へと着き、管理人が目的の部屋のドアを叩く。

 「ラヴェルヌさん! お客さんですよ!」

 ドンドンドンと拳を強く叩きつけると、ドアには鍵が掛かっておらず、扉はゆっくりと中へと開いて行った。

 「ひぃっ!」

 室内にある物を見て管理人が後退り、腰を落とした。部屋の奥にはシャツを着崩した男が横たわっており、血の気を失くした顔にはゾッとするような恐怖の表情が刻まれている。

 「死んでいるな──ウィルソン、確認してくれ」

 ショルメは生死の確認を私に任せて、遺体を避けるかのように迂回しながら室内へと入って行った。ショルメは血の匂いが苦手なだけでなく、血を直視する事すら出来ないのだ。今更ここで述べる必要もないだろうが私は精神科医である。検視が出来る訳ではない。

 「脈はない。外傷も無いようだが──いや、シャツの胸元に微かな血痕が見えるな。この位置の遺体の胸には──ああ、針を刺したような跡がある。正面から長い針のようなものを心臓へと突き立てたのかも知れない。もし死後硬直が始まってしまっていたら、筋肉に埋もれて発見することが困難になりそうな微かな傷痕だ」

 「ブラボー! 前から思っていたが君は医者になるべきだよ、ウィルソン」

 「──そりゃどうも」

 もはや一々訂正するのも面倒臭くなり、私は素直に彼の称賛を受け入れた。

 「手鏡があった。これを使って光の暗号を送信していたのだろう。管理人さん、さっき通した訪問者ってどんな人物だったんだね?」

 部屋の入り口で怯えたように立ち竦んでいる女性へとショルメが問いかけた。

 「どんなって──いつものお医者様ですよ。二週間ほど前から出入りしているラヴェルヌさんの主治医の方です。最近ラヴェルヌさんは体調を崩されまして部屋から一歩も出られないような状態だったんですよ。お医者様が数日分の食事や薬を運んで来てましたし、唯一のお友達だったデュラートルさんにさえ会おうとしなかったのですから」

 「それだ! デュラートルさんは何処にお住まいか御存知かな?」

 「御近所ですよ。確かパーカー街の何処かじゃなかったかしら」

 「行ってみよう! パーカー街の住人ならば近所のおしゃべり好きな婆さんが知っているだろう」

 ショルメは先に立って部屋から出て行こうとする。おそらく遺体の傍に居たくないのだろう。仕方なく私は別行動を選択した。

 「私はここで警察を待つよ。市民の義務だからね」

 「そうか、それもいいだろう」

 そう言ってショルメはパーカー街へと帰って行った。管理人に警察を呼んで貰っている間、私はラヴェルヌが何者なのか、室内を物色させて貰うことにした──。


 「デュラートルの家はもぬけの殻だった。だが窓の外にあの白い邸宅が臨めたことから、ラヴェルヌの通信相手がデュラートルであることは間違い無さそうだ」

 パーカー街の部屋へと帰って来ると、ショルメは御機嫌な様子で捜査経過を報告した。

 「こっちも判った事がある。まずラヴェルヌはレプスタイン男爵の秘書をしていた。体調を崩して退職したようだけどね。それから主治医の容姿だが白髪混じりの顎鬚を生やして腰の曲がった眼鏡を掛けた老人だそうだ。後で知り合いの医者へ当たってみるよ」

 「そんなことは時間の無駄だ」

 「何故だい? 医者が殺人に関わっている可能性は高いじゃないか」

 「腰の曲がった年寄りにあの階段を昇るのは至難の業さ。一度だけなら兎も角、数日に一回訪問していたとしたら、それは年寄りではないだろうよ。まあ、儂の見立てではそもそも医師ですらないような気がするがね」

 「まさか、殺し屋だとでもいうつもりかい!」

 「そのまさかさ。間違いなくラヴェルヌはあの部屋に監禁されていたのだ。理由は判らないがね。しかしその監禁が退職と同じタイミングだとしたら話は変わってくる。読んであげよう──」

 ショルメはスクラップブックに綴じられていたゴシップ記事を音読し始めた。

 「ブロンドの逃亡者、女ルパン出現!──財界人で競馬愛好家でもあるレプスタイン男爵の長年連れ添った夫人がある夜を境に犯罪者となった。先週──今日を基点と数えるのならば二週間前だが──レプスタイン男爵夫人は自宅の金庫から二百万ポンドの現金と、ベルニー公爵夫人から買い取る約束で預かっていたダイヤモンドや真珠などの宝石をごっそり持ち出して姿をくらました。男爵が夫人を発見した者に十万ポンドの懸賞金を出すと発表すると、ヨーロッパ中からブロンドの逃亡者の目撃情報が集まった。それを基にフランスではかの有名なガニマール主任警部が、とある大きなホテルで金髪の女性を逮捕したが、身元調査の結果、彼女は売れない女優であるネル・ダルベルだと判明した。レプスタイン男爵は今月中に夫人を発見できなかった場合、今年二冠を達成した競走馬を競売に出してベルニー公爵夫人への弁済に充てるつもりだと表明している」

 「二週間前か──偶然の一致、と言う訳ではなさそうだな」

 「そんな偶然は儂が認めん。さてさて、何とかして男爵へとお近づきになりたいものだが──」

 「だったら良い物がある」

 私はポケットに突っ込んでいた一通の手紙を取り出した。

 それはラヴェルヌが書いた、ベーカー街の探偵への依頼状であった。


 「ハーロック・ショームズさん? 何かの冗談ですかな?」

 ショルメが使用人へと渡した名刺を手にしながら、レプスタイン男爵が二階の来賓室へと入って来た。ここはクルーセル通りにある、男爵が夫人と暮らす為に購入した四階建ての邸宅である。

 レプスタイン男爵は背が高く肩幅の広い男で、綺麗に髭を剃った顔には愛想の良い微笑みを浮かべている。服の仕立ては高級なうえに上品で、栗色のビロードのチョッキから覗くネクタイは高価な真珠の付いたピンで留められていた。

 「しかも秘書の手紙にはシャーロック・ホームズ様宛てと書かれていますよ。もしあなたが本当にかの有名な名探偵であるのならば、こんなに光栄な事は無いのですがね」

 男爵は愉快そうに笑うと、預かっていた手紙と名刺をショルメへと差し戻した。

 「さあ、冷やかしならもう充分です。帰っていただいて宜しいですか」

 有無を言わせない口調でそう告げると、男爵は私たちに背を向けた。

 仕方なく私たちは来賓室から出て行くべく扉に手を掛けた。

 「ああ、そうそう! 一つだけ御報告したい事があります」

 振り返ったショルメが人差し指を立てながら、奥の扉から出て行こうとしていた男爵を引き留めた。私は彼との打ち合わせ通り、一人先に部屋を出ると使用人がいないことを確認しながら上階へと続く階段を昇って行った。

 『こういうタイプの人間は必ず最上階に書斎を作って、必ずその室内に隠し金庫を造っているものだよ』

 ショルメのその言葉に従い、私は四階へと昇りレプスタイン男爵の書斎を探し回った。幸いどのドアも施錠されておらず、目的の部屋は難なく見つかった。

 一応ここで確認しておく。私は精神科医である。探偵でも強盗でもない。

 書斎には金庫らしき物は無かったが、カモフラージュしているであろう事は安易に想像がついた。案の定、見せかけの暖炉の中を覗き込むと、四つのダイヤルを合わせて開閉するタイプの金庫が設置されていた。暖炉の狭い間口を潜ると大人が立っても狭さを感じさせない程度の空間があり、私は腰を屈めて二十六文字のアルファベット式ダイヤルを見て嘆息した。

 『儂の予想では金庫の中にベルニー公爵夫人の宝石と二百万ポンドが置かれているはずだ。儂が男爵を引き付けておくから、その間に君が中身を確認するのだ』

 私がショルメの甘言に乗った理由は、ラヴェルヌの部屋から手紙の他に金庫の鍵らしき物を見つけたからだった。綺麗事を言うのならば殺された故人の遺志を継ぎたかったし、私自身も何故彼が監禁された上に殺されなければならなかったのかを知りたかったのだ。

 そして今、金庫を前にして猛烈に後悔している。

 しつこいようだが、私は精神科医である。探偵でも強盗でもない──が、これくらいの謎なら解けない訳でもない。四つのアルファベットならばラヴェルヌが教えてくれたではないか。光の信号はスペルミスをしていた訳では無い。抜かされていた文字に意味があるのだ。

 〈ETNA〉──男爵の持ち馬の名前だ。

 四つのダイヤルを左からセットしてゆく。最後のAに合わせると鍵が開く手応えがあった。重い扉を手前に引くと確かにそこには宝石類と札束が保管されていた。しかし私の目を惹いたのはそれらよりも金庫内に刻まれている鍵穴であった。金庫内金庫とは珍しい。一体何が隠されているのか? 私は逸る心を抑えながらラヴェルヌの鍵を鍵穴へと差し込む。鍵を回すとガチャンという音がした。重い扉を押し込んで開いて行く──。

 「クソッ! 悪党が! 怪物が! なんでこんな事が出来るんだ!」

 私は金庫の中にある物を見て我を忘れて悪態を吐き続けた。もう一刻も早くここから立ち去りたい──そんな思いに満たされて金庫から離れ暖炉を潜る。

 身を起こした瞬間、胸に鋭い痛みを感じた。

 「えっ?」

 私の目前に野獣のような怒りの形相を浮かべたレプスタイン男爵が立っていた。その手に握られていたのは真珠の付いたネクタイピンであり、その先端は今私の胸に突き刺さっている。

 「ウィルソン!」

 叫び声と共に部屋へと飛び込んで来たショルメが、手にしていた拳銃で男爵の右肩を撃ち抜いた。走り寄って来たショルメは男爵へと拳銃を突きつけると、銃声を聴きつけて集まって来た使用人に向かって私の介抱と、警察への通報を指示した。

 「お手柄だ、ウィルソン! 全て儂の計画通りに行ったぞ!」

 遠退いて行く意識の中、ショルメの言葉を聴いた私はここにも別の悪党がいたという事実を知ったのであった──。


 「夫人の遺体が金庫にある可能性は初めから考慮していたさ。だから儂ではなく君に金庫を開けて貰ったんだ。場合によってはデュラートル氏もあそこにいるかも知れないと思っていたが、無事に警察へ保護されていたようだな」

 私が入院している病室へと見舞いに訪れたショルメは悪びれる様子も見せずにそう言い切った。

 「それにしても男爵と別れた後すぐに君と合流するつもりが、まさか書斎を見つけるのにあんなに手間取るとは思わなかったよ。医者によればピンの切っ先は心臓から四ミリの所で止まっていたそうだ。まあ大した怪我じゃなくて本当に良かった」

 考えてみれば私はショルメの口から〈謝罪〉に属する言葉を聴いた記憶が無い。

 「──エルロック・ショルメ」

 私は低く怒りを抑えた声で奴の本名を呼んだ。

 「おい、その名前で呼ぶなといつも言っているだろう?」

 本当に人の感情が解からない奴だ。

 「このひとでなし!」


                                 つづく

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