初めまして、綿貫と申します。
『新遠野物語』というタイトルに惹かれて読みにきました。
お葬式の場面から始まったので、遠野物語二十二の老女の幽霊の話しが浮かんだのですが……。むむ、三角関係!? どうなるのでしょう。
『その言葉の表層をはがせば、奥に秋山を思う気持ちが滲にじんで見える』
登場人物の気持ちが透けて見えるような言葉の紡ぎかたが素晴らしいと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
あのおばあさんの幽霊話もいいですよね。
死者と生者の距離感が近く、現代人よりもやさしい世界にいきてたんだなあと思います。
後幽霊譚として、お寺の門の向こうで死んだ息子から、おとうは帰れって言われる話も好きです。
さすが、遠野物語モチーフですね。
どことなくゾクゾクするコワさもあります。
作者からの返信
足元からひたひたとやってくる、あれですよ(笑)