第二章 ググとアナの女王様のスティック2(Google Analytics)

第11話 突っ込むぞアナリティクス(どうしてそうなる)

ググ「アナ、アナ!! 無理無理、そんなの挿いらないよ!!」


アナ「大丈夫よググ、さぁ、力を抜いて!!」


ググ「そこは違うの、挿れるところじゃないの!! 出すところなのぉ!!」


アナ「先っちょだけ、先っちょだけだから!!」


ググ「……んほぉおおおおお!!」


 どうも。

 デゼニーが怒ったらやばいなと思いつつ、ググでアナならやらないかんやろと、突っ走るアホkatternです。


 もう知るか、死なばもろともじゃ、フハハハ!!

 アナなんていくらでもおるやないか、そんなネタにしやすい尻のガードが甘い名前しとるんが悪いんじゃい、クケケケ!!


 katternさんはご病気です。(割とマジで)


 まぁ、訴えられるか消されるか、社会的に抹消されるかは時の流れに身を任せるとして、本日から「Google Analytics」についてのお話でやっていこうかと思います。

 やっと技術的な話になったね。読者が増えるよ、katternちゃん。(また減る)


 さて。

 この「Google Analytics」ことググアナ。

 カクヨム立ち上げの割と早い段階で実装されたのですが、今やその存在はほぼ空気。だいたいリアルタイムユーザーのスクリーンショットを撮影して、「俺の小説読まれてるぜへいへーい」という、トゥイッター映えツールと化しています。


 しかしながら普通に企業で使われているアクセス解析・分析ツール。こいつを使ってサイトの収益性改善とか、それこそIT技術書コーナーで主勢力になるくらいのマストアイテムでございます。

 むしろ、どうしてその程度しか使えないのかというもの。


 そう、それは我々の側に問題がある。


 なぜなら、心の中で僕たちはこう思っている――。


 WEB小説はレスポンスが命。初動が駄目ならほぼ駄目なのよ。

 データを収集して分析するよりも作品を投稿する方が効果がある。

 コンバーション(ゴール)をどこに設定すればいいのかが不明瞭。

 最新話更新するたびに設定しなおすなんてナンセンス。

 離脱率はPVを見ればあきらかでしょ。


 などなど。

 データ解析をする必要性が、WEB小説にはほぼないのです。むしろ、手応えは、書いたらすぐに伝わってくる、目に見えるようになっている。


「いらんやんけ。なんでこんなん実装したカクヨム。はてなのいいなりか。ホンマ畜生やな、京都のIT企業は(元京都で働いていてたプログラマーの台詞)」


 と、言ってやりたいところ。


 ですが。


 実はこれ、ちょっと違うんじゃないかなと、今日あらためて参考書――「GOOGLE ANALYTICSではじめるテストマーケティング(著高橋直樹氏/毎日コミュニケーションズ)」――を読んで思いなおした次第です。


 そう。データ分析に必要なのは莫大なデータ。ビッグなデータが集まらないと、ちょっとそっとのデータとにらめっこした程度じゃ、傾向なんてわかりゃーせん。

 カクヨムがこの機能の実装を優先した背景には、「長期連載作品のデータ蓄積を早急にできるようにし、改善によるブラッシュアップおよびブレイクスルーを狙う」という、ミッションがあったのではないでしょうか。


 思えば、昨今WEB発の書籍化はコンテストが主流。

 長期連載やランキングで手堅い人気のある作品を引っ張ってきて書籍化するのではなく、コンテスト短期決戦で勝ち残った作品を、「まぁ、これだけの初動があるならいけるんじゃないの」で選ぶ、公募と大差ない状況に陥ってきています。


 しかし、出版社は分かっている。

 というよりしみじみと実感している。

 その存在により助けられたからその恩恵を一番理解している。


 一番でかい利益が発生するのは、長期に渡り連載を続けてきたコアかつ大量のファンを抱えているWEB作品を電撃作戦で書籍化すること、であると。

 「公募」により選出した「新人」を使ったギャンブルはしたくない。

 欲しいのはより安全な「数字(ファン・コンテンツ量)」を持っている作品。


 まぁ、想像ですがね。


 ちう訳で、また前フリが長くなりましたが。


 僕たちのような「不良債権化した長期連載作品」を持っているユーザーこそ、本気でググアナで分析をしなければいけない。

 ググアナを使って戦略的に作品を改良しなければいけない。

 ということです。


 何のために数年間に渡って連載を続けてきたんですか。

 何のために損きりをせずにここまで歯を食いしばってきたんですか。

 いつかきっとブレイクするのだ、そういう願いで頑張ってきたのでしょう。

 そういう根性と意地でやってきたんでしょう。


 さぁ、必要なデータは集まりました。

 これまでの時間は、分析のための情報を集めるためにあった。

 ブレイクのために必要な解析を、これからはじめましょう。


 さて、では、まず、始めに何からしなくてはいけないのか。

 もちろんそれは、リピーター(上客)の確認です。

 連載から今日まで、いったいどれだけの人が、僕の作品を追いかけてきてくれているのか。それを確認しないことには始まりません。


 分析の仕方は簡単。

 まずはビューを新規作成。

 新規作成したビューにフィルターを追加。

 フィルタの種類に「右のみを含む」、「参照先かリンク先」に「サブディレクトリへのトラフィック」、「式」に「前方一致」、「サブディレクトリ」のフォームへあアドレスの「works/」以下の数列を「/」で囲って入力したら完了。

 これで作品ごとに絞り込んだビューが完成。行動のページに移動し「リピーター」を設定してやればそこには、作品を追いかけてくれている人の数が――。


 Google Analyticsのビューは、作成した日からのデータしか表示されません!!


「作品ごとの解析ができねぇっ!!」


 誰か詳しい人、助けてください。(情弱感)


 組み込み開発してたプログラマーにWEB系は厳しいなり。


 というところで、まずはちょっとその気になったという辺りで、今日はお開き。

 明日から真面目に解析していこうと思います。(駄目な奴やこれ)


【目的達成状況】

〇どエルフさん

 ・書籍化 :【未】

 ・カクヨムコン上位通過(☆100を上乗せする) :【3/100】

 ・PV数をそれぞれ10万増やす :【1146/100000】

 ・最新話のPVが更新初日100以上になる :【6/100】


〇でていけあんたは九尾さん

 ・書籍化 :【未】

 ・カクヨムコン上位通過(☆100を上乗せする) :【4/100】

 ・PV数をそれぞれ10万増やす :【210/100000】

 ・最新話のPVが更新初日100以上になる :【3/100】


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