第3話 少女の過酷

微笑ましい少女のお茶会

言葉を選んで

明るい方へ

楽しい方へ

まなざし

みんなからの

自分からの

そう

見ている見られている

ケーキは手付かず

暖かい部屋

生あたたかい...

「仲良さそう」

男共がときどきのぞく

ふふっ

彼らは見られない

幻が映っているの

席を外して

個別の懇談

さあ分かれる

二人三人

部屋が破裂する

闇に吸い込まれる

心の開放

棘が口からあふれ出す

ゴミがこぼれる

お茶会は閉じられ




(棘とかゴミの中に宝石もございます)



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