思いつきの産物

りると

詩 2019-2020

君想う

一人静かな

夜の街

2019/11/28 (木)


淡い光に心惹かれた

今にも消えそうな灯火

必死に誰かを守ろうと

強く強く光ろうとする


1度死んだロウソクも

答えるように小さく灯り

必死に誰かを支えようと

生きろ生きろと光増し

2019/11/28 (木)


雨だれの音

消えてゆく光

大きな音、雷


止んでいく音

濡れているアスファルト

静かになった、空


「その先にいたのは」

2019/11/28 (木)


肌を刺す冷気

いつしかあなたの元に届くのでしょうか


こんな時君がいれば

こんな思いはしなかったのでしょうか


じりじりと焼ける

君も感じていますか


あの時君になんと

声をかければよかったのですか



時は無情にも過ぎていく

君も僕を置いていってしまう


みんな僕を知らんぷり

一人悲しく君思い


明日も見えずに佇む心

理解していないのは


2019/12/13


雪が降る夜

私は闇夜の中に飛び込んだ

とても綺麗な夜

夢の中にいる様な感覚に飲み込まれた


雨が降る昼

私は天気雨の中傘も持たず

雨と同化して

立ち眩みは止まず、意識を手放した


気づけば、何もない世界にいた

閉じ込められて

何もできなくなっていた


2019/12/30


春の気候に近づき

外が暗くなるのも

だんだん遅くに

僕の好きな季節は

とうに終わってしまった


寒さも無くなり

季節の変わり目に

何だか寂しい気もするけれどね


2020/2/16


君と共に旅した日々は

あの日の君の瞳と共に

キラキラと輝いていた


太陽は光と影を作り

月は闇と薄明かりを


美しい黄金色と

淡い水色で作られた秋晴


ネオン街の様々な光と

寒空が作る藍の闇


春光の日光浴

暑いと木陰に逃げる彼


夜半の夏に笑う君へ

花に願掛け笑い返す


巡り来る孤独な日々

叶わぬ思いと退屈な日常

天に落ちる 君に逢いに。


「さようなら」


2020/5/20


呆れ返った僕と君

青葉が増えて

ジメジメしてきた


お互い飽き飽きしてたんだ

お互い辛くなってきてたんだ

もう終わらせよっか


何年も続いた君との関係

世の中に背いて

別れようよ


お互い一緒にいるから辛いのに

無理していても意味が無いよ


「またすれ違った」


泣き疲れたぼくときみ

忙しくなった

お外はギラギラ


お互い疲れていたんだ

とうとう話さなくなったんだ

もう終わらせよっか


何年も続いた君との関係

世の中に背いて

別れようよ


お互い言い出せずで辛くて

黙っていても意味が無いや


「まだ続くの?」


もう、こんな世界ごと、別れたいや。

なぁ(ねぇ)君もそう思うでしょ?


2020/6/8


朝露に濡れた草花が揺れて

僕を祝ってくれてるのかな?


1年、色んなことがあったなぁ

古き良き故郷の風景も変わって


僕にはたくさんの感情が増えた

人と出会い僕は変わった


僕達の出会いが必然というのならば

これらの変化も運命(さだめ)なんだね


これからの幸せに祝福

1歩先、立ち逝く僕と

これから生きる君と

あなたに伝えたいこの思い


幸せに生きてね


2020/6/12


外は蒸し暑い雨降りで

梅雨の時期だから仕方ないよね


暗い日々が続いていたね

楽しいは楽しかったけれど、ね


僕も変わったよ、君達のおかげで

僕に教えてくれてありがとう


僕達の出会いが運命(さだめ)というならば

これらの変化も必然なんだよな


これからの幸せに祝福

これから死んでしまう君と

これからを託された僕と

あなたに伝えたいこの思い


楽してね


2020/6/13


しょんぼりとしている背中

彼を淡く照らす光

今日はこれから始まるのだ

まだ日は上がらない


これからどうしよう

寝ては遅刻だ

家についても取れない疲れ

今夜は眠れぬ夜になるだろう


2020/7/14


信じろよ、お前がここにいる限り、お前は生きてるんだ。

お前は何もできないわけじゃない。

できることをして必死になってみろよ。

それがお前の生きた証になる。


2020/7/17


あなたはそれでいいの?

自分が無意味で何もできない、死んでるも同然と思うならそれを変えようと思いなさいよ。

何かできることはないの?あなたの得意なこと、持ち場、今の地位は何よ。あなたの目的にはどこに行ったのよ!

いい加減目を覚まして行動で示してみなさいよ。

それでもできないならそれだけの人だったってことになるわ。

そのままじゃ、両親に逢いに行くのを途中でやめたってことは、ずっと後悔することになるわよ。


2020/7/17


 人はガラス


ガラスには強度があり、曇っているものや透き通っているものがある。分厚かったり、うすかったりして。


人にも我慢強かったり強くなかったり、心が曇っていたり透き通っていたり。黙ってても、心では傷ついていたり、すぐ壊れてしまったり。


とても繊細なんだ。


相手はガラス、自分もガラス。

それはわきまえないといけない。


2020/7/17


サクラは儚い。

だが、その儚さは美しくもある。

あの雨は、そんなシチュエーションをより盛り上げてくれたものの一つなんだ。


2020/9/12


俺は冬が好きだ

あの子が好きだった雪が降るから。


なぁ、俺が思い出すようにってお前が降らしてるのか?


「あはは、バレちゃった?」


やっぱり、お前だったんだな、。


2020/11/27


私は電車が好き。

あの人と出会った場所だから。


ねぇ、私はあの人が居ないと生きられなかった。


「なんで、なんでお前は死んだんだよ」


ちょっぴり、寂しいから、。


2020/11/27


今日の景色は今日しか見れない。

だって、今日は「今」しかないだろ?


だったら、今日のお前も今しかいないだろ?


2020/12/5

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