140字の中でも俺は彼女に思考を読まれるのか!?

城崎

第1

なんか今日急に寒い

「どうしたんですか今日。なんだか急に寒くなってません?」

「本当にな。これだけ寒くなるんなら、前もって予告してほしいくらいだよ」

「気温です。明日から一気に寒くするので、気を付けてくださいね」

「……天気予報だな、それ」

「私たちって、基本的に天気予報を見ないですからね」

「見ても晴れか雨かの認識だけだしな」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る