世界観メモなど

##世界観##


・本作の社会情勢

地球上で大規模な争いが一切なくなり、戦争ではなくイースポーツ等が政治を動かすようになって数十年が経過した世界。


日本でもイースポーツに関しては色々と動いているのだが、海外と比べると企業の足並みがそろっていない。

そうした状況下で様々なコンテンツでユーザー主導と見られるイベントが各所で行われ、これを利用しようと企業が動く。


その内の一つこそ、ヴァーチャルレインボーファンタジーだった。


・本作の時代背景

SNSでのコンテンツ発表の場が増え始め、ある意味でもコマの奪い合いが続いているような現状。

それを打破しようと一部ユーザーが立ちあげたのが、後のヴァーチャルレインボーファンタジーにも転用されているコンテンツシステムだった。


次第にWEB小説などでも出版化ラッシュが続き、やがて別の発表の場が欲しいというユーザーが中心となり、草加市でARゲームを利用したコンテンツ発表システムが生み出される。


##ヴァーチャルレインボーファンタジーの世界観


1、何故存在するのか?

海外にリードされているイースポーツ分野、それとは別に良質コンテンツを生み出そうと言うユーザーの動きは様々な所で見られた。

そうしたユーザーもいる中で、企業が何とかしてビッグウェーブに乗れないかと生み出された計画、その企画書タイトルが『ヴァーチャルレインボーファンタジー』だったのである。

しかし、それを一足早くキャッチしたユーザーの一人が企業よりも早く立ち上げ、利用しようとしたのが今回の事件でもある。


2、どんな原理で成り立っているのか?

草加市のARゲームは100%ユーザーの企画と言う訳ではなく、メーカーが協力している。

(WEB小説の出版化と同じような物)


その一方で、100%メーカー主導型の企画がゼロと言う訳でもない。しかし、メーカー主導型は細かい指摘で炎上しがち。


ロイヤリティの一部を受け取るような形で草加市やメーカーにも分配される。しかし、配分はユーザーの方が多い。

何故にユーザー配分が多くても炎上しないのには、別の理由もあるのだが詳細は不明。


3、長所と短所

長所:ユーザー主導という事でユーザー同士の交流、情報交換等も可能。実際、草加市はこのシステムで聖地巡礼等に運用している。

短所:システムを特定の企業に独占される危険性あり。それ以外にも特定アイドルのタイアップと言った用途にも転用されかねない。


4、恩賞

WEB小説等と同様に、ユーザーが無料で作品を公開、そこからリアルで草加市に訪問しようと言う人も現れ始める。

やがて、聖地巡礼で草加市が有名となっていき、草加市にも利益が入っていく。


そして、自然災害対策等の分野でも資金不足になることなく、円滑に進められるメリットも出始めた。


5、影響

草加市のモデルを参考にして様々な都道府県が実験を初め、次第にふるさと納税とは違う形でエスカレートしていく。


しかし、そう言った事は草加市も全く関知していない訳ではないのだが、SNS上での大炎上を避けるために細かい事例にはツッコミをしない。

(そう言った事もあり、システム自体は誰も権利を独占できないようなシステムにした)


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