第06話 初めてのメッセ友

さてさて、ようやくこの世界の現状を理解し始めたベルリバーさん。


アイテムボックスの有効活用を、なんとか見出して安心してるようですが、まだ外見をどうするか、一番重要なことは後回しにしているようです。


「状況も変われば、対処も変わる、その場に応じた臨機応変さが時には求められるのだ」


この言葉は、ユグドラシル時代、2線級でありながら、ゲーム内でのプレイ能力は高く、困った時はそれなりにみんなに頼られていた彼のモットーであった。


…だから状況が見えてくるまで先延ばし、という現実逃避をしてることからも目をそらしている彼であった。


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 ムーンウルフを護衛につけて、情報提供者の面々を安全に帰れるように召喚獣たちに命令をし、送り出してから「提供された情報」を頭の中で整理し始める。


 どのみち、近場の町に着く頃にはムーンウルフの召喚時間も切れて、消滅してしまうだろう、それまでに無事帰宅してくれるといいのだが…。


 


 それにしても、なかなかに衝撃の連続だったなぁ~…、周辺のどこの町の名前も知らないし、レベルって概念もないんだもんなぁ~…第8位階程度で「神話」扱いなら、あの女の子、モモンガさんやウルベルトさんが肩を組んで現れたりしたら、気絶でもしてしまうんじゃないだろうか?


 


 何となくその場面をチラっと想像して、含み笑いしてしまう。


「モモンガさんは基本、誰とでも分け隔てなく接する人だったしそれはいいんだけど…」


 モモンガさんと肩を組んで、グッジョブポーズで笑顔を振りまくウルベルトの姿を思わず想像してしまい、噴き出してしまう


 


「ヤバイ、あの人がそんな行動したら腹がねじ切れて死ねるw」


 なんて言いながら、ひとしきり腹を抱えて転がりまわった後、少し落ち着いた頃に再び情報の整理に取り掛かる。


 


 


                   ★


 


 


 ここいら周辺は森で、トブの大森林と言われているそうだ、自分が居る場所は森の東に位置していて、すぐ目の前にバハルス帝国という国があるらしい、彼らはそこでワーカーという仕事をしているそうだ。


 


 簡単に言えば、フリーランスで、無資格の冒険者、といったところだろうか?


 まさかこの世界では冒険者でも身分証明なんてものがあるなんて思わなかったけど。


 


 正規の冒険者という者たちは、成し遂げた功績に応じて、金属の名前があてがわれたプレートが支給され、その階級を名乗ることが許される。そして上に行けば行くほど有名になり、国の待遇も良くなるのだそうだ。


 


 しかし冒険者が優遇されるのは帝国ではそこまでじゃないようで、国家規模で「職業軍人」が衛兵代わりをして、街を警護し、周辺の危険も見回り、警戒してくれるそうだ…結果、あまり冒険者の需要は高くないらしい。


 


 そこでワーカーという者たちが帝国では重宝されているそうで、彼らはそれにあたる。冒険者組合という「組合」に管理されず、依頼を見つけてくるのも事前調査も自分達の力量で調べ、危険かどうか判断するし、依頼主を探したり、報酬の打ち合わせで、釣り上げるも値切られるも、自己責任らしい。


 


「無資格で自分の力で解決していく…かぁ~、昔の有名な作品で、そんなのあったなぁ~~、確か無免許の医者が依頼を受けて、高額の報酬と引き換えに誰にも助けられないと言われている患者を助ける話だったか? そう考えるとワーカーというのもカッコイイかもな」


 


 帝国には、彼女の先生である魔法の師匠がおり、この世界でも指折りの実力者で、寿命を魔法で引き伸ばし、もう100年以上も生きているらしいのだとか…


(他に100年以上の寿命の人間が居ないので証言が曖昧みたいだが、あの人ならできるかも、という信憑性がウソだと断言しきれない部分のようだ)


 その関係で魔法学院とかいうのもあり、魔法詠唱者マジックキャスターの地位も高く、育成に力を入れているらしい。


 


 帝国以外にも、帝国とは真逆で、冒険者が重宝されてる割に魔法詠唱者マジックキャスターの地位が低く、どんなに高い位階の魔法を使えても、上流階級の人間たちからはかなり差別的な目で見られる「リ・エスティーゼ王国」という国があり、このトブの大森林も一応は、その王国の領地に含まれている一帯もあるようだ。



 


 それ以外にも「人類至上主義」を掲げ、人類の繁栄と守護を唱えているスレイン法国という国や、ドラゴンが評議員を務めるアーグランド評議国。獣人に攻められていて、竜の血を引く女王が治める竜王国。それに聖騎士という地位が高く、アンデッドに対して他の国以上に忌避感が強いローブル聖王国という国もあるという話。


 

 


 冒険者をするなら、王国内の領地にあるエ・ランテルという都市に行くのがいいという話だ、そこは王国の王都と帝国の中間地点にあり、その都市内にはちゃんと魔術師組合というものもあって、魔法詠唱者マジックキャスターの地位も一応は認められてるらしい。


 


 しかし、それでも帝国ほどではないとのことだ。どうやらその都市は、この森を抜け、南に街道沿いに行けばたどり着けるようだが…「その姿で、街道沿いを歩くのは…」とかなり微妙な表情をされた。


(まぁ、それもわかるからいいんだけど。)


 


 さらに首をひねったのが、彼らはモンスターを独自の基準「難度」という概念を用いて、普通はその「難度」という基準でモンスターの脅威度を測るのが一般的だそうだ。


 このことについてはしつこく聞いてみた所、平均的に普通はこのくらい、って程度の目安らしいが、ユグドラシルでの「レベル」を3倍したのが「難度」になるようだ。

 時々誤差はあるようだが、それでも大まかに当てはめればそんな感じかな…程度の違いで収まっている。

 


 さっき彼らを送り届けるために召喚したムーンウルフはさしずめ、「難度60」と言えば通じてたのだろうが、教えなかったのでそこまで警戒する相手だと思ってない様子に見えた。


 


 


 そもそも、なんで彼らがこんなところにいるのかと言えば、どうやら自分が目覚めた洞窟には少し前まで「東の巨人」と言われるモンスターが居て、そいつが森の一部…東部分を支配していたらしいが、少し前にその手下共々、姿を消してしまったらしい。


 


 …とはいえ、そんな情報が流れてきたら森の近くの街はたまったものじゃない。


 …ということで大森林の東端、その森から見て一番近くに位置する……帝国では一番西側に位置する街の領主が「本当にいなくなってるか調べてきて欲しい」と、領主からの依頼で彼らが様子を見に来ただけ…、そして、その領主は今でも毎日、気が気じゃない日々を送っているらしい。


 


 その為、彼らのチーム「フォーサイト」という帝国でも少しは名の知れたワーカーであるらしい彼らが、その役目を買って出て森に来てしまったようであった。


 


 領主も、その悩みのせいで足元を見られ、少し割のいい仕事並の報酬にまで引き上げられたので、それをヘッケランが請け負い、見に来た、という顛末だったとのことだが…


(そこまで危険じゃないはずなのに、こんな見たこともない、全身口だらけの化け物を見たら、そりゃ~驚くわな…)




 そして周辺の地域のことももちろんだが、一応神話とか、昔話とか、英雄譚とかどういうのがあるのかなど、色々な事を聞いてるうちに、最初はウキウキして聞いていたのだが、ある話になると、だんだん気分が悪くなってきた。

 


 人間を守るようにふるまっていた「死の神」と呼ばれる存在を、後からどこかより現れた「八欲王」なる者たちが、寄ってたかって、殺しては生き返らせ(恐らく蘇生時に起こるデスペナでも悪用されたのだろう)、最終的には、消滅させてしまったそうだ。


 


 そのシーンを、かつて、ユグドラシルを始めた頃のモモンガさんがPKの標的にされていたという話を思い出し、それと被らせて、ひどく不快になりはしたが、表情には出さなかった。


(口だらけの顔で、表情の変化が分かったかどうかは謎だが)



 


 しかし、ここで声を不快な声音で語り掛けてはここまでの行為がムダになる、努めて冷静で友好的な声を出すよう心がけ、明るい声で話題を切り替える。


 


 それにしてもよく私の使える魔法の位階までわかりましたね、と聞いたところ、彼女の<生まれながらの異能/タレント>という能力のお陰であるとのことだ、彼女の師匠もその<生まれながらの異能/タレント>を有しており、師匠を基準にして見て、私の位階を判断したようだ。


 彼女の師匠は「フールーダ」と言って、世界規模で見ても指折りの魔法詠唱者マジックキャスターなのだそうで、魔力系、信仰系、精神系の3系統を操ることができ、魔力系に関しては第6位階まで使えるそうだ…世界規模で「第6位階」が最強って…ある意味、すごいなと思った。

 


(それにしても初見のはずなのに魔力の量だけで差を明確に見抜けるなんて、聡明な女の子だな…彼女のことは覚えておいていいかもしれない。)


 


 余談だが「生まれついての」という面からしても後から獲得することはできず、生まれる時に選ぶこともできない。


 下手をすると、山に住んでいるのに「海の天候の変化を8割で見分けられる」なんてこともあり得たり、漁師なのに「畑仕事を効率よくこなせる」なんてことも可能性としては。ありえるのだそうだ。


 選んだ職業と適合する<生まれながらの異能/タレント>…というよりタレントに適した職業を得意になれる人間に成長できるとは限らないようだ。




 後は、魔法についてだが、普通の魔法詠唱者マジックキャスターを志す人間は、程度の差こそあれ、大体は第2位階までが限界で、才能がある者が努力してようやく第3位階に到達でき、天才が努力も重ねてなんとか第4位階に足をつっこめるかどうか、という基準だそうだ。


 さらにそれ以上ともなると、英雄と呼ばれる存在、そこを超えると、魔神だとか神人だとか呼ばれる存在も昔はよく見かけたそうだが、今ではそこまでは滅多にないらしい、彼らも言ったように今では「伝説」や「おとぎばなし」、「神話」扱いとなり現実離れ…幻想、などと同じような意味で使われることも多くなっているようだ。



 他にも生活魔法なるものが存在し、生活を豊かにするために自分たちで編み出しているそうだ…どんな覚え方、習い方で習得できるものなのか、機会があれば教えてもらいたいものだと思った。


 


(開発ができるのなら、全く新種のユグドラシルではありえない魔法とかも作れるかもしれないしな)


 


 そう思い「魔法を自分の使いやすいように作れるんなら、魔法学院とか言う所で学びに行ってもいいかもしれないですね」と言ったら、ヘッケランが「甘いね」とちょっとドヤ顔になってるのが気になった。


 


「え?なにがです?」そう問いかけると「なにも、オリジナルを作れるのは魔法だけじゃねぇってことさ! 戦士にだって『武技』ってものがあるんだ、基本の技ももちろんあるが、オリジナル技を作ることだって出来るんだぜ?」と…。


 


 とにかく聞くこと聞くこと、なんでも新鮮で、なんとか外に出て、ワーカーでも冒険者でもいいから冒険がしたい!と思いつつも、この外見をなんとかしないと外も歩けないんだよなぁ~…と1人で抱いた思いを1人で落ち着かせていた。


 


 


                  ★


 


 


 廃墟の中でゴロンと横になる。


(そう言えば、神官のおじさんと、ハーフエルフのお姉さんは結局、名前、教えてくれなかったなぁ)


 


 そう…情報を教えてもらってる時、歴史の話をしてもらってる中で「<伝言メッセージ>で虚偽の情報を流され、それに踊らされたために国が一つ壊滅したことがある」という話を聞いたときに、違和感を持ったのだ。


(普通、声を聞けば誰だか、わかりそうなものなのにな…)


 


 などと思っていると<伝言メッセージ>の魔法はノイズがひどく、伝わる声も誰の声かよく聞き取れない」とのことを聞き、本当にそういうものに変質したのか試したくなって、1つアルシェさんに提案してみた。

「それでは私が今から<伝言メッセージ>をアルシェさんに使いますので、どう聞こえるか確認してもらえますか?」と一応、警戒させないように承諾をもらいたいという意図を告げる。


(これからのためにも本当に変質しているなら今の内に確かめるべきだしな) 


 


 まだ少しぎこちなさがありながらもなんとか、自分の魔法を受信することを了承してくれたアルシェさんに対して、<伝言メッセージ>を発動!


 


 そうすると、突然驚き「なにこれ?すっごいクリアに聞こえる、はっきりと耳元で声が聞こえてる!」と驚いていると…


 「うっわ、それってすごいことなのか? 俺にも聞かせてくれない?」とヘッケランが言ってきたので、ヘッケランにも使ってみた。


 


 「おぉぉ! ホントだ、これすっげぇ聞き取りやすい! 本物だ本物!」と少し興奮気味だった。


 「お前らも聞いてみたらどうだ?」とヘッケランに言われながらも…


 「私は慎んで遠慮させてもらいますよ」と神官おじさん。


 「エルフのお姉さんはどうですか?」と問いかけると、少し眉根を寄せて「……ハーフ…。」と返ってきたのだが、何を言われたのかわからなくってつい「…え?」って聞き返しちゃったんだよな…

 

 そうしたら「私はハーフエルフだから、そこんとこまちがえないで!」とぶった切られ、そのまま断られてしまった。


 


 結果、わかったことと言えば、<伝言メッセージ>の魔法は自分からはクリアに聞こえるようだが、他の人から私にそうした場合もそうなのかわからない、しかし通話状態に持ち込むには条件が2つあることに気づいた。


 


 まずは、


 1.通話したい相手の顔と名前が一致していること。


 2.その上で、一度でも面と向かって会話をしていること


 


 少なくともこれらが条件として満たされてないと、発信しても相手に届かないことが分かった。


 


(はぁ~…これじゃ~、もっと交流を広げないと<伝言メッセージ>自体が使う頻度、かなり少なくなっちゃうんじゃないかな~…)


 


 そう横になったままでつぶやいていたころ、召喚したムーンウルフとの精神的なつながりというか…確かに感じていた感覚的な繋がりがぷっつりと切れた感じがした。


 


 慌てて、アルシェさんに<伝言メッセージ>を送る。


 


『あ、夜遅くすみませんね、アルシェさんですよね? ご無事ですか?』


 


「あ、なんとかさんですか? すみません、お名前を聞きそびれていて…ハイ、大丈夫です、急にオオカミさん達は消えてしまいましたが、変なやつらは近づいて来なかったので、無事に街の門の前まで来られました。 今日はありがとうございました。」


 


『あぁ、よかった、それならいいんですよ、こっちでも、ムーンウルフが消えてしまったのが分かったのでね、敵にでも襲われたのかと思って心配しちゃいました。 でも無事に帰れたようでよかったですよ』


 


「ハイ、今回のことは忘れないでおきますね、それからパーティのみんなにも今日のことは下手に言わず、メンバーだけの秘密にしようということで一致しましたので」


 


『そうですか、それは良かったです、あ…そうだ、それから一応、これは伝えておいた方がいいと思うので』…とここまで言うと、


 


「え? なにをですか?」 と返してくるアルシェちゃん。

 最初逢った時より警戒感がずいぶん薄れているのか、声の感じが可愛く感じてしまうのは気のせいか…


(最初に自己紹介された時に「よろしく、アルシェちゃん」と言ってしまい「子ども扱いしないで欲しい」と言われた為、本人の前では「さん」付けは確定なのだ。)


 


『私のことはこれから『ヴェールリバー・スゥズカゥワー』という名前だと知っておいてください。長ければ、ヴェールでも、スゥズでも、カゥワーでもお好きな呼び方でいいからね。』


 


 そう伝えると、しばらく何かを考えているような様子で…


 


「それでは何かありましたらスゥズさんとお呼びするようにしますね」


 


『ハイ、それでは、これからはまたご縁でもあれば、その名前で呼んでください、また会えた時は恐らく、見た目が違ってるかもしれませんので、その時は私から名乗らせてもらいますから。』


 


「???(少し意味が解らなかったようだ)…そうですか、わかりました。それじゃ、これからなにか相談ごととか、何かあったら、私からも<伝言メッセージ>で連絡することもできますね」


 


『あ、それもそうですね、えぇ、もちろん何かあった時はお互い様ですから一向にかまいませんよ? 初対面の時より打ち解けられたみたいで嬉しいですし、それでは今日はもう遅いですから、ゆっくりと休んでください』


 


「ハイ、ありがとうございました、それじゃ~おやすみなさい」


 …そう言ってプツンという軽い音と共に意識が通じてる感覚が消失する。


 


 


                  ★


 


 


 落ち着いて1人の夜を過ごしていると「あ、そう言えばアイテムボックスの使い方も、さっき閃いた感じがしたんだよな」


 


 そう…最初は使い方がわからず、まず特定のアイテムを思い浮かべ、手をつっこむ…それで何も反応がなかったらアイテムボックスには存在していない。


 


 そんな非効率的なやり方だと思っていたのだが、手をつっこんだ状態で、頭の中で「検索 アイテム」だとかイメージさせると、頭の中、というかおでこのあたりにスクリーンみたいなのが(感覚的に)広がったのだ。


 


 そしてそこに手をつっこんだまま、横に振ったりしていると、イメージの中のスクリーンが横にスライドしていき、どんなアイテムが入っているか理解できる、その中で好きなものを手に取って、引きづり出せば取り出せる。


 


 それで「彼らを泊まらせるためのコテージでもマジックアイテムで~…」と思い、空間に手をつっこんでみたら、いきなりなにかに怯えたようになって、急いで帰ろうとするし…、他にも安全に帰れるように提案もしたのだが、何をそんなに慌てているのか、すぐにでも飛び出しそうな勢いだったのだ。


とにかく急いでる様子だったので「護衛をつけるから、ちょっと待って」と制止させ、ムーンウルフを3体呼び出した。


 


 そうしたら、出てきたのが、オオカミとは言え、動物なので「安全かどうか」を私に確認すると、私の方も、「彼女らを護衛し街まで付き従え、危険が近づきそうなら排除せよ、離れる時は1体は彼らのそばに寄り添うように」と命令を出したら、女性陣は頭をなでたり、「ふかふかぁ~♪」とかご満悦だった。


 


 


                  ★


 


 


 とりあえず、今日の所はこの辺にしておいて、明日以降、どこに向かうかは明日考えよう、どうせまだ森の中だし、外に出るまでにはなんか解決策が見つかるだろう。


 まずは明日になったら近場の帝国の街の方に行ってみるか、どれくらいの距離があるかはわからないけども…。


 


 そう結論づけ、今日も[無限ピッチャー オブ ・水差エンドレスウォーターし]を取り出し、全ての口に水を流し込み、空腹を覚えない程度にお腹をちゃぷんちゃぷんにして、眠りについた。





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 さてさて、お次はフォーサイトとの出会いを裏側から見ていきます。


 ということは、視点は、フォーサイトの立場から進めることになりますね。


 内容としては裏話なので、軽く楽しんでもらえたら幸いです。

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