営業マン物語

ひーちゃん

第1話

1、初めての就職。




「ちわーす」「わーす」何を言ってるか解らない、張り叫ぶ声が次々と事務所の中に響き渡る。


昭和58年4月1日

申し遅れました。

自分はこの作品の主役の高橋和則です。

自分の成長も含めて応援して見て下さい。


それでは、始まり始まり!

自分は18才高校卒業したばかりで高校時代から将来の夢もなく、ましてや大手工場メーカーなど学校で募集していたが、工場での流れ作業や汚れる作業など自分には受け入れる事が出来ず学校からの就職紹介案内を見ずにいた。

実は自分の力を試したい思いが、以前からあり、営業の道に進む事に決めて自分で就職活動を行い、この貸しビル6階にある大手昭和堂、小倉支店の面接に来ている所です。

ちなみに大手て言っても営業マンで基本給+売り上げのノルマ制で名前だけの大手昭和堂?の子会社とは分かっていた。

奥に案内され、そこにはちょっとヤバそうな渡哲也風のサングラスの所長(田所所長34才のちに解るが伝説の人らしい)に呼ばれ面接開始!ちなみにこれから先、所長と会話したのはこの日を合わせて5.6回程度と思う。

話した内容は給料体系基本給➕歩合制売り上げの10%。頑張れば世界が変わるよ。など大した話しはしてないのに所長の威圧感、人を惹きつける雰囲気に圧倒されて所長のとりこになってしまった!すごいオーラだ!もちろん昭和堂は合格!おそらく落ちる人いないと思う!今でも。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る