席替えで好きな女子が隣になる確率(短編版)

山本夢子

プロローグ


「好きな女子の隣の席になりたい」


 席替えにおいて、男子なら誰もが一度は抱く願望であろう。


 そしてそれは、人生の運命を決めることになるかもしれない。


 果たしてその願望は叶うのか? 叶わないのか?


 いったい何が、その重大な運命を決めるのだろうか。


 神の采配により、決まるのだろうか。


 数学的な確率により、決まるのだろうか。


 【 神 VS 数学 】 果たして――


「好きな女子の隣の席になる確率は、何パーセントなのだろうか?」


 これは男子にとって、――永遠の命題なのである。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る