あなたが、いた。

あなたがいたあなたがいたをすればするほどみえづらい


夕べ考えていたサラダのカマボコ

夕べ見ていた月のサラダのベーコン

麒麟草がのびて満月のパンケーキに届くころ

博士は居たことを知る。


馬鹿な私のコンピュータ・サイクル

思考回路が繋がらない

出来のわるい生徒諸君

学校の性懲りもない多目的ホールで天井まで飛んだ私のイメージ・作り


あなたがいたあなたがいたおもいだすにはほどとおい


あなたばかり見て居られたら素敵だったかもしれないけど

もうさすがにわかるでしょ


私お化けあなたの背後霊ストーカー?きもちわるい


つまんない女になっちゃったかな

おもしろくない人間になっちゃったかな

ちょうどまんまるお月様が花々の通り越したところから麒麟草のびてパンケーキ食べる夢みてた


意味のない謎かけはもうやめたい!


私は私のまま生きたい!!

もういいでしょ?解放してよ?


あなたがいればなんでもできると勘違いしてた

あなたがいなければなんにもできないのが正しかった

あの頃はまだよかったのに

その後は最悪のショッキングだったね


私いまも生きてるくせに私になれてないよ


あの授業はあったのかなかったのかあったのかはもうやめないといけない


私のほうがだめなんだ実は

そんな弱音誰に言えた?

もう誰も言えなかったんだ先生にすら。

だけど今はいるんだよ


今は隣に寝てる彼になら私は言える。

弱いところが好きな彼になら弱みを見せられる。

だからもう少しもう少しもう少し眠っていていいんだよね?

私は私に問うし私は私に応える


私の世界は私のものだし世界の中心はやっぱり太陽なんかじゃない

自分が世界で一番大事な自分が嫌いだった自分を叱らなきゃだめだ

自分が大事でなにもわるくないでしょ?


私は私になれないまま終わりたくないんだよ

だって本当の自分は私だもん


だから隣の彼を大事にするね

そしてあなたのことも思い出す

それで私は私として生きて行ける

アンバランスだった昔よりずっと今のほうが大事でしょ


もー1回言うね!

私は私で生きていくしかないんだからね。だから大丈夫なんだからね。だから私は私を信じていいんだからね!。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る