花の影[春]
夜と朝
狭間に溶ける
花の影
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こんな時間帯に何やってんだよ…!と突っ込まれるのは確実な俳句です。何やってるんでしょうね…。特に想定はしていないんですけど、本当に何やってるんでしょうね。因みに作者はこの時間の散歩が好きです。本当に何やってるんでしょうね、私。楽しいですよ、変な時間の散歩。
流れから『夜と朝の狭間』なので明け方ですね。明け方、と書きましたが日が昇る前なのか、日が昇った直後なのかはイメージとして大きな隔たりがあります。この句の場合、次に影が溶けている様子があるので陽は昇っているかな?と思っています。
何となく狭間の時間って好きです。明け方だったり、夕方だったり…。季節の変わり目も面白いですが、私は風邪を引くので嫌いですね。それさえなければ…。(強くなりたい)多分移ろっていくような物、変わっていく何かが面白く感じられるんでしょうね。
光と陰の境目って気になるのですが大体めちゃくちゃ曖昧で視認できないんですよね。はっきりと境界線があるわけではないので…。宇宙から見ればはっきりと線として視認出来るのですが、地上では感じにくい物の一つです。
そんな曖昧な何かにふと目を向けられたなら、それはとても面白い事なんじゃないかなと思うってこの句を書きました。
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