島本葉様、コメントありがとうございます。
　衣食住という言葉がありますが、その中でどれにこだわるかは人それぞれ。酒好きの人間ならば、おつまみも含めて「食」がメインになるのかもしれませんね。
　作中に入れておいた「ビール腹」という表現。3年以上前に投稿した短編なので、もう自分でも細かい部分は忘れていましたが、こういう些細な言い回しが案外重要になる、と改めて思い知らされて、勉強になりました。

　蘆名碧亥様、コメントありがとうございます。
　やっぱりクレープと紛らわしいですよね。特に食べ物テーマだと思って読むと。
　作中で登場キャラにツッコミ入れさせておいて良かった、と改めて思いました。

　この作品を執筆する際、確認の意味で検索してみましたが、高圧蒸気滅菌器を蒸し器として使う経験談はいくつも出てきました。研究室あるあるネタなのでしょうね。
　ただし研究者にはあるあるでも、医師や病院など実際の医療の現場ではどうなのか、そこまではわかりません。でも医師だって「手術後に水分補給のために点滴用の生理食塩水を飲む」みたいな話はあるそうですし（それがヒントになってポカリスエットが開発されたそうです）、ならば医療機器を調理器具として使うこともあるかもしれない、と想像してしまいます。

　maru様、コメントありがとうございます。
　個性的な作風と言っていただけて、とても嬉しいです！

　@chauchau様、コメントありがとうございます。
　研究論文の序論とか研究費申請の書類とかで、研究者は、たいそうな研究意義を並べ立てる機会も多いと思うのですが、そのほとんどは『大義名分』に過ぎないのではないか。ならば異世界転生しても、色々と大義名分をかざすのではないか……。そんな気持ちもあって、書いた作品でした。でも言われてみれば、確かに『大義名分をかざす』のは、研究者に限らず、誰にでもある『人間味』なのかもしれませんね。
　主人公を現地人に設定したことも、思った以上に効果があったようで、よかったです。