応援コメント

Summer Term 「不均衡」」への応援コメント

  • 難しい展開になってきましたね……。
    ルカに客観性が備わって、テディと自分の関係を冷静に見つめた上でなお、一緒に生きることを選択するか。一度醒めてしまうと、元の盲目的な状態に完全に戻るのは難しい気がします。
    テディは試し行動をしているんだなあと今まで解釈していましたが、そこに自己破壊的な願望も含まれている気がしますね。幸せを手に入れてしまうと、それが壊れるのが怖いから、いっそ自分から壊そうとしているのではないか。
    どちらも殻を破って、無事に大人の男になってほしいものです(´-ω-`)

    作者からの返信

    こよみさん、おはようございます。
    そろそろ就寝前に読んでいただくには不向きな重さになってきたのではないかと心配です(汗)
    怒ってる顔や我儘も可愛い、ちょっと振り回されるくらいのほうが刺激的……なんてのは、惚れて浮かれているあいだだけですよね。おっしゃるとおり、いったん醒めてしまえば当たり前に肚も立つし、相手より自分のことを考え始めて当然だと思います。

    試し行動、まさにそのとおりです。他の方へのお返事でも書いていますが、テディには境界性パーソナリティ障害の傾向がある、という裏設定(?)があります。診断がでているわけでもないし、作中ではまったく触れていないのですが……。なかなか理解しがたい行動に説得力をもたせようと、いろいろ読んで参考にしながら書いていました。
    こよみさんがそこを読み取ってくださって、もうガッツポーズです(笑) 報われた~って感じです(*^^*)

    さて、もうなんだか「少年同士の恋物語♡』どこいった、ってくらいぐちゃぐちゃになってきましたが(苦笑)、引き続き、ふたりの行く末を見ていてやってくださいませ。

    編集済
  • こんばんは

    ケルアックの『路上』はビート文学の最高峰で好きな本ですしバロウズやギンズバーグも好きな作家です!

    烏丸さんのこの小説もドラッグ、音楽、同性愛とビート文学にカテゴライズされてもいいのかなあとちょっと思ってしまいました 笑

    上記の偉大な作家はドロドロとしたザ ジャンキーを描ききっていますが烏丸さんのはそういった意味ではライトで切なく感じるのが異質かなと思いました

    異質というのは悪い意味ではないですよ 笑

    作者からの返信

    ジョンさん、こんにちは。
    十三、四歳の頃、文字通り「中二」時代にビートニクにはハマりました(笑) たぶんギンズバーグやバロウズの名前を知ったのはストーンズやボブ・ディラン、アンディ・ウォーホル、デニス・ホッパーあたりからだったと思います。逆にビートニクから辿って知ったのはトム・ウェイツとジム・ジャームッシュでしたね。

    私の作品がビート文学だなんて、滅相もないです! バロウズじーちゃんが化けて出てきて、ヘロインやってウイリアム・テルごっこしてから云えとか怒られそうです(笑)

    編集済
  • ルカの気持ちが痛いほど分かります。
    テディと共依存の関係になりかけていますね。

    作者からの返信

    そうですね……ルカがなにかしら悩みやコンプレックスを抱えているような子だったりしたら、おっしゃるとおり共依存のぬかるみに嵌っていたかもしれませんね。想像すると怖いです。。。

  • 千弦さん、こんにちは。
    ますます深い泥濘に入りこんでいきますね。。
    ふたりには気の毒ながら、、これぞ恋愛ドラマ!とわくわくして読みました。破滅型で周りを振り回す恋人と、翻弄されながらも関係を断てない恋人。これが実に私の好みにがっつりはまるのです。私が今書いている『罪の女の…』にも似た傾向の関係が今後出てくるのですが、ここまでうまく描き切れるかどうか……。

    ところで、また細かい漢字談義で、、
    非をゆるすときは「許」ではなく「赦」、顔色なら「青」ではなく「蒼」、等々、千弦さんの文章はいつも確信をもって書き分けられているのがいいなあ、と思っています。
    しばらく前の回で、くわえるに「銜」の字が当てられていて、お、と思ったのが、今回は「咥」だったので、また、お、と思いました。字義としては(たぶん)どちらも正しいと思うのですが、一般的にはおそらく「咥」を使う方が多いような。
    個人的には、「銜」はなんとなく馬に噛ませる「ハミ」を思い浮かべて、このシーン(くわえるのは…性器でした)に使うとなんか生々しい効果があるなあ、と思ったのです。勝手な深読みかもしれませんが。。

    作者からの返信

    こんにちは琳さん、毎日読み進めていただいてあらためて感謝です。いつもありがとうございます。
    作中ではまったく触れたり、匂わせたりすらしていないのですが、テディは境界性パーソナリティ障害の傾向があるという設定があります。境界性パーソナリティ障害には幼児期のネグレクトや性的虐待、片親の喪失などが病因になることが少なくないそうです。強い見棄てられ不安、自分に好意的な人物には過剰に依存し、期待から外れると激怒する、相手が離れていきそうになると自傷行為に走ったり、自殺をほのめかして繫ぎとめようとするなどの特徴が見られるそうです。自己破壊的な性行為や薬物乱用に走る例も少なくないとも書いてありました。付け焼き刃ですが、そういう設定を土台にしておくと特徴あるキャラクターが描きやすい気がします。だって、こんなクソ面倒臭い恋愛、自分はしてきてませんからね(笑)

    琳さんに漢字を使い方を褒めてもらえると安心します。わー気づいてもらえた、間違ってなかったって(笑)
    そして「咥える」と「銜える」、確かに単に口にするのとエロいのとで使い分けた記憶はありましたが、ん? と思い全文検索して確認してみました……わーっ! またやらかしておりました。《蜜月の時》の「銜え煙草」は誤字です、「咥え煙草」と書くところです(汗) 
    とはいえ、この字に関しては悩ましいところです。おっしゃるとおりどちらでも間違いではないし、一般的には「咥」のほうを使うことのほうが多い気がします。が、「咥」はしっかり口に挟む、「銜」は食べ物などではないものをそっと口に含む、というようなイメージが何故かあって(別に根拠はないのですが)、拙作ではエロいニュアンスのときに「銜」を使うようにしてました。だからさすが琳さん、お見事です、そしておかげで誤変換発見できました、ありがとうございます(^^;